【白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ】徹底解説!!意味や表現技法･句切れなど
文章も三島由紀夫のように気品と格調を重んじる人があるのですね。
12・紺と紅。
・ふざけて母を背負って歩いてみると、あまりに軽いので、自然と涙が出てきて、 ほとんど歩けなかった。
あるいは牧水の心配をよそに、気ままに漂っているのかもしれません。 5 「白鳥」は何を象徴しているのか。 作者「若山牧水」を簡単にご紹介！ （若山牧水 出典：Wikipedia） 若山牧水（ 1885～ 1928）は宮崎県の生まれで、医師の子として生まれました。
5表現の中心は抽象化された景「青の中の白」であって、鳥が一羽でも数羽でも、最終的には関係ないことになる。
（旺文社標準国語辞典） ・ 水面や空中に浮かんで、不安定な状態で揺れ動いたり、水の流れや風の向きに従って分からないほどのゆるやかな動きで移動したりする。
白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ 作者が、海辺で白い鳥（カモメでしょう）を見ている場面であることは説明するまでもないでしょう。
17哀しくないのかなぁ？ この短歌は、そんな意味でしょう。
白鳥を見ている作者の心情。
「青」と「あを」で表記が分かれているのは、 同じ漢字を繰り返し使用することを避けるためです。
しかしそれは、著名な筆者名の冠せられた古筆切が権威をもって存在し、それを基準に鑑定するのが古筆家の鑑定法であり、また、必ず筆者名を明記しなければならなかったからで、現代の研究と同列には論じられないところがあります。
…ないで…だろうか。
当初の歌集では「哀しからずや」となっており、のちに平仮名に改められていることから、この「かなし」は切なく哀しいの意として捉える説が有力です。
しらしらと水かがやき千鳥なく釧路の海の冬の月かな 釧路の海の水面は月の明かりでしらしらと輝いています。
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 若山牧水 白鳥は「しらとり」と読みます。
具体的に言えば、文章の格調と気品とは、あくまで古典的教養から生まれるものであります。
古人の書籍は本のまま鑑賞されて、室町時代、和歌・連歌の盛行とともに盛んになりました。 なんの悩み事もなくて（あの防人は私の夫なのだよ、私には危険な国境に夫を送り出すという悩みがあるのだ）。 ・春＝青春。
152 歌意を取る。
牧水も、その姿に自分を重ねたのでしょうか。
