124• 「よかった」 安心した俺はすぐに回復魔法をかける。 勇者くん、やっと名前覚えてくれたのね。 クールで寡黙キャラはいいからなんか言えよ。
18本気だすわ」 さすがに悪いと思ったので、闇の 最上級魔法 《 エンドレスダーク 》を放つ。
たぶん、俺がいなくなれば、勇者パーティーは魔王様や幹部達を倒せるだろう。
弱い立場の人間には行きづらい世界のようッスね。 「とりあえず回復させて近くの村にでも捨ててこよう」 元人間だし、世界が平和にならないのは良くないだろう。 「……なにが望みだ」 俺は答える。
6彼女にみっともない姿は見せられん。
「あっ、ああ……そんな名前だったっけ。
それがロシアン女子高生ヒロイン、アーリャちゃんなんだ! 朝、隣の席の久世君があくびをしたら、ロシア語でぼそり。 なんかむしゃくしゃしたので、バトル開始早々《闇魔法、バニッシュウェイブ》で消滅してもらった。 剣士さんは無言で事の成り行きをみている。
14そうすれば他の三人は通してやろう」 俺は僧侶の彼女を指差しして言う。
薄々感づいているだろう。
その前に私たちが魔王たちを倒してここに戻ってくれば何も心配ないわ」 仲間を信頼しましょうと言ってビッチ魔法使いは勇者に取引を応じさせようとする。
挙げ句のはてには魔王様や幹部達が勇者パーティーが弱いだの何だのと言う始末。
勇者パーティーは全滅した。 755• 3 カテゴリー• 俺は男女平等派である。 魔王様の幹部の一人、ザエキル様が率いる暗黒騎士部隊五番隊副隊長であるヨウキがまた貴様らを地獄に送ってやろう」 ……最近恥ずかしくて死にそうになってきた。
勇者パーティーにも回復魔法を施し、部下に近くの村に捨てて来るように命じた。
最新話から• ……次で勝負してみるか」 俺はある決意をした。
闘い中観察してみると、仲間に結構気配りもしているみたいだし。 ちなみに消滅とはいっても、周りから見えなくなるだけだ。
1俺は今自分の部屋で寝そべり、考えていた。
アーカイブ• 咄嗟に魔法で障壁のようなものを張ったのだろうか? 184• そろそろ勇者パーティーが来たら、ここ通してあげようかなと。
外傷は少なく気を失っているだけだった。
勇者パーティーが勝負を挑んできた。
三日後 「勝負だ!……え〜っと」 どうやら中ボスなんかの名前は覚えていないらしい。
勇者は何度も僧侶の方を見て、絶対に戻ってくるからと言い残していった。
そんなこととは露知らずのアーリャちゃんがロシア語でデレるから、そのたびに「それバレてるから待って~」ってなっちゃうの! 普段はクールで完璧だけど、ちょっぴり残念なアーリャちゃん。
数分の間にビッチ魔法使いに諭された結果。
「フッ、では行くがいい」 俺が開けた扉に進んで行く三人になった勇者パーティー。