注意すべきとしたら「眠気」でしょう。 筒井末春ほか, 基礎と臨床, 26, 4217, 1992. あなたの用法・用量は 医療担当者記入• 中等度呼吸不全又は重篤な呼吸不全のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
筒井末春ほか, 基礎と臨床, 26, 5475, 1992. タンドスピロンクエン酸塩錠5mg「サワイ」の用途• その他の抗不安薬に関しても、その特徴について以下の表にまとめました。
ベンゾジアゼピン系は即効性が あるので効果の実感も得やすいのですが、副作用や依存性も避けられません。
タンドスピロンは、ベンゾジアゼピン系と比べると効果としては物足りなさを感じてしまうことも多いお薬ですが、副作用や依存の心配がほとんどありません。 医師の判断で薬を減量したり中止できるのであれば理想的です。 タンドスピロンと抗うつ剤を併用することで、相乗効果が期待できるともいわれています。
5妊婦・産婦• 抗うつ剤との併用の有効性も報告されていますが、お薬代がかさんでしまうのであまり行えないのが実情です。
不安感があり、医師が「抗不安薬による治療が必要なレベルである」と判断された場合に検討されます。
7%)等の症状がみられた。
タンドスピロンは、セロトニンに作用するお薬です。
セロトニン症候群..落ち着かない、不安、興奮・混乱、不眠、体の震え・ぴくつき、めまい、発熱、発汗、頻脈、下痢、血圧上昇。 肝障害• 6.一般名と商品名とは? 一般名:タンドスピロン 商品名:セディール・タンドスピロン まったく成分が同じでも、発売する会社が異なればいろいろな商品があるかと思います。 依存性が認められていない• 〕 心障害のある患者〔症状が悪化するおそれがある。
13また、1日3回の服用が必要なので、きっちりと3回服用できる方でないと向きません。
ベンゾジアゼピン系誘導体とは交差依存性がないため、ベンゾジアゼピン系誘導体から直ちに本剤に切り替えると、ベンゾジアゼピン系誘導体の退薬症候が引き起こされ、症状が悪化することがあるので、前薬を中止する場合は徐々に減量するなど注意すること。
5.高齢者。
(重要な基本的注意) 1.神経症においては、罹病期間が長い(3年以上)例や重症例あるいは他剤(ベンゾジアゼピン系誘導体)での治療効果が不十分な例等の治療抵抗性の患者に対しては効果が現れにくいので、1日60mgを投与しても効果が認められないときは、漫然と投与することなく、中止する。
の身体症候• 臨床的な実感としては、そこまでの効果は感じないというのが正直なところです。 ここでは、タンドスピロンの効果について詳しくみていきたいと思います。
3).悪性症候群:抗精神病薬との併用、抗うつ薬との併用等、あるいは本剤の急激な減量・中止により、悪性症候群が現れることがあり、発熱、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、発汗、頻脈等が現れた場合には、体冷却、水分補給等の適切な処置を行う(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)。
正常範囲内の不安にも効果は示しますが、健常者に使っても副作用などのデメリットの方が大きいからです。
〕 小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。 6).その他:(頻度不明)倦怠感、脱力感、気分不快、四肢のしびれ、目のかすみ、悪寒、ほてり(顔面紅潮、灼熱感等)、多汗(発汗、寝汗等)、BUN上昇、尿中NAG上昇、好酸球増加、CK上昇(CPK上昇)、浮腫。
神経症においては、罹病期間が長い(3年以上)例や重症例あるいは他剤(ベンゾジアゼピン系誘導体)での治療効果が不十分な例等の治療抵抗性の患者に対しては効果があらわれにくい。
相互作用 タンドスピロンクエン酸塩錠5mg「サワイ」と標準製剤を健康成人男子にそれぞれ1錠 タンドスピロンクエン酸塩として5mg 空腹時単回経口投与 クロスオーバー法 し、血漿中タンドスピロン濃度を測定した。
ベンゾジアゼピン系誘導体とは交差依存性がないため,ベンゾジアゼピン系誘導体から直ちに本剤に切り替えると,ベンゾジアゼピン系誘導体の退薬症候が引き起こされ,症状が悪化することがあるので,前薬を中止する場合は徐々に減量する等注意すること。 分配係数 1. 副作用が強まるおそれがあります。 日本で発売されている抗不安薬の中では、タンドスピロンは唯一ベンゾジアゼピン系に属さないお薬です。
3抗うつ剤をもう少し強くしたい方• その効果はセロトニンによってもたらされます。
本剤の使用に当たっては、高度の不安症状を伴う患者の場合効果があらわれにくいので、慎重に症状を観察するなど注意すること。
大脳辺縁系に局在するシナプス後膜5-HT 1A受容体に選択的に作用し、抗不安効果を示します。 通常、成人にはタンドスピロンクエン酸塩として1日30mgを3回に分け経口投与する。 気持ちを落ち着かせる働きがあります。
15神経症の恐怖• 肝障害• 上記のような心身症や神経症を中心に各種の不安障害に広く処方されています。
兼本成斌ほか, 基礎と臨床, 26, 4227, 1992. ただし効果はとても緩やかで弱めです。