株式会社エイ出版社(本社:東京都世田谷区、代表:角謙二、社名の「エイ」は木へんに世)は2月9日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全・監督命令を受けた。 BiCYCLE CLUB バイシクルクラブ 3月号の特集は「自転車筋肉速成マニュアル」。 同業他社にはない、幅広い分野の専門誌を扱っていたことに加え、専門知識を有した社員によりコンテンツの大半を内製化するなど、各分野のマニアやコアなファンの要望も充足させるクオリティの高い誌面づくりに定評があった。
13(株)エイ出版社(TDB企業コード:982510071、資本金1億円、東京都世田谷区玉川台2-13-2、代表角謙二氏)は、2月9日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全・監督命令を受けた。
ライフスタイル雑誌「Lightning」や登山雑誌「PEAKS」、アウトドア雑誌「ランドネ」、文具紹介の「趣味の文具箱」、ゴルフ雑誌「EVEN」、美容師向け雑誌「PREPPY」のほか、ムック本など多数の出版を手掛けていた。
一部出版事業と子会社の全事業を譲渡するなどしたものの、ついに力尽きたという形になっています。 やった~! インク沼の住人としては、趣味の文具箱なくして今後の生活が考えられませんでした。
エイ出版は幅広い事業を手がけていたので、どの事業が足を引っ張ることになったのかは現在の報道内容だけでは読み取れませんが、 出版事業だけを見ると、新型コロナの影響のあるなし関わらず、遅かれ早かれ、この状況は変わらなかったのではと思います。
主な月刊誌では、ライフスタイルマガジン『Lightning』のほか、バイク総合誌『RIDERS CLUB』、アウトドア・登山誌『PEAKS』、また、季刊誌ではサーフィン情報誌『NALU』、湘南や世田谷などのエリアライフスタイル紹介誌『湘南スタイル』『世田谷ライフ』など、2020年3月期において、雑誌176点、ムック249点、書籍30点、フリーペーパー4点、合計459点を出版していた。
PR TIMES 2021年2月10日• によると、エイ出版社には「ライトニング(LIGHTNING)」「セカンド(2ND)」「ライダースクラブ(RIDERS CLUB)」「世田谷ライフマガジン」などが残っていたということです。
3雑誌メディアは文化の担い手。
やPCではなく、実際の 紙面を見るのもいいものだ。
株式会社ヘリテージに引き継がれていくということで、今後も変わらず応援していきたいと思います。 思い返せば、 エイ出版の経営が非常に厳しいことは2年前から噂になっていて、書店の取次からの返本を埋めるために新しい本をハイペースで出版して納品するなど、自転車操業的な面が目に付く状況にはなっていました。
6こうしたなか、2020年7月に手帳の「ESダイアリー」を他社へ譲渡するなど、事業を縮小。
ただ出版業界のなだらかな「右肩下がりトレンド」に加え、コロナ禍で広告収入ががた落ちしたのが致命的だったとのこと。
関連会社 [ ]• 株式会社サイドリバーを吸収、枻出版社サイドリバー事業部とする。
08」• 今、ここまでアメカジが広く認知・進化・深化した背景には、エイ出版の影響なしには語れないでしょう。
実業之日本社にはオートバイ好きな編集者がいるかもしれないが、同社は金融系フィスコ社との関係も深い実業力の強い会社(名前どおりに)。 ちなみに、この2月にベンチャー投資会社のドリームインキュベータに、エイ出版の24のメディアと、子会社の事業などを譲渡・売却したというニュースがあったのです。 担当はメンズ、デニム、時計. 不動産も売却するほか、昨年12月には、ベンチャー企業への投資を手がけるドリームインキュベータに一部の雑誌事業と、枻出版社の100%子会社でデジタル事業を手がけるピークスの事業を今年2月1日付で譲渡すると決めた。
9に角謙二が就任。
その後、フリーランスに転身してライター&スタイリストに。