厄介なのが、現実世界で起きている声も聞こえる。 何度でも恋をしてしまう、エターナルなふたり。 ジョエルも気づいた、クレメンタインの大切さを。
16記憶を消すと決意したジョエルですが、頭の中ではそれに抵抗しようとします。
ジョエルとクレメンタイン、ふたりの恋のはじまり ある朝、ジョエルはいつものように仕事に向かっていました。
まあ、私のことはさておき、イカレた映画ばかり出演していたジム・キャリーですが、その後『ライアー・ライアー』や『トゥルーマン・ショー』などで様々な役柄を演じ、次第に演技の幅を広げていきます。 ハリウッド的には、そこでやっぱり恋は素敵だねで終わらせたいのを、さすがカウフマンはしない。 なぜなら、記憶を辿るシーンの最初の方で、 クレメンタインが酔っぱらって車をへこませてしまったと語る描写があり、その時間軸が2人が決別するターニングポイントとなっているからです。
別れることになるであろうことは、二人も予感していること。
そして、相手からみた自分がどう見えていたかもわかった。
この作品を理解するためにパートで分けると、 オープニング〜約17分をA。
まず脚本家のチャーリー・カウフマンですが、天才脚本家と言われてた人です。
・受賞作品及び、受賞者のTwitterアカウント名を、『エターナル』公式サイトや、公式Twitterアカウントなど、アソビモ株式会社が保有するいずれかの媒体で紹介させていただく場合がございます。 記憶の世界と現実世界をうまく織り込んだ構成はよく出来ていました。
記憶が消されたため、自分が破ったことも忘れていたということになる。
恋の痛みを知る全ての人へ。
やっぱり彼女の記憶を消したくない!脳内で消されゆく自分の記憶の中を逃げ回ることになって…? 失恋で傷心のジョエルを「マスク」のジム・キャリーが、奔放な彼女のクレメンタインを「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが演じます。 てか、こんな記事読む暇があったらDVD借りるなり買うなりして早く観てくれ!! Category• あ、その記憶も消さないで! だんだん彼は記憶が消されていくことに抵抗を始める。
消し去ろうとしても消えない。
ラブストーリーに分類される映画は数えきれないほどありますが、正直印象に残っていて、何度も見返すような作品って個人的には数えるほどしかありません。
(D)記憶除去手術をする現実世界とジョエルの脳内世界が交互に語られ、ジョエルの記憶除去が終了するまで。 観たことあります?映画『エターナル・サンシャイン』。 永遠の青空の穏やかな皮肉は 花のようにそのままで美しく、 苦痛の不毛な砂漠を越えて 自らの才能を呪う無力な詩人を打ちひしぐ (『青空』:『詩集』ステファヌ・マラルメより) この詩の中に登場する「青空」というモチーフを野口修氏は自身の論文の中で 「アレゴリー化され、詩人にはどうしても手の届かない理想、しかも、そこに到達しようともがき苦しんでは挫折を繰り返す詩人を嘲り笑う残酷な理想」と表現しました。
太陽の光に導かれ、無垢な祈りは神に受け入れられる。
彼女の不器用な役にとっても共感した。
という郵便カードがきたらどうする?」と言われた話しから作られたそうな。 (C)ジョエルがクレメンタインと仲直りしようとしたが、彼女はすでに彼から記憶を除去したと知る。
ここについては、見た人が自分の恋愛経験や大切な人を重ねながら見ることで、湧き上がってくるものだと思いますし、ぜひともそこの部分を多くの人に体感して欲しい思いです。
・ご投稿内容を削除された場合• 歴代ですよ、歴代。
青は「憂鬱=ブルー」を象徴する色であり、ゲーテによるとその内に闇を内包した色であり、そしてマラルメやノヴァーリスらによるとどんなに手を伸ばしても届かない理想の象徴です。
6本屋にいるのに、本のタイトルがぼやけて見えない。
その詩は、ロミオとジュリエットのような悲恋で、互いに引き裂かれた二人が愛し続けて書簡を交わしていたというもの。
時間軸はブンブン飛ぶし、記憶除去装置も出てくるし、SF要素たっぷりだけどSFじゃあない!立派な恋愛映画である。 それでも男と女は寄り添い合う。
13理由がわからないままに、なんとなく気分がのらない朝でした。
時折挟む引用も。