僕にとって、これは第一に友情についての映画なんだ。 製作には、『トム・アット・ザ・ファーム』(2013)以降、数々のドラン作品に名を連ねるナンシー・グラントら が就任。 恋する相手に翻弄され、振り向いてくれるように努力する。
しかし、彼のその純粋な感情、そしてその感情から来る躍動を私には非難などできなかった。
ジョン・F・ドノヴァン役は『ゲーム・オブ・スローンズ』でジョン・スノウを演じたキット・ハリントンが務める (c)2018 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. 「あの時、町を歩いていた」「僕の自己主張の時代だった」「信号が赤に変わる前に慌てて走っていた」「母親のお葬式の日だった」「秋に始まり秋に終わった短い恋に涙していた」……歌はそんなことを思い出させてくれるんだ。
今作も前作同様、主演はグザヴィエ・ドランである。
恋についての真実を審美的な映画で見ることはなんて感動的なんだろう。
ADHDを持つ息子スティーヴが施設を追い出され、母ダイアンとともに生活が始まる。 想像するに、その瞬間、彼女が受けた衝撃は、カップルや個人によって多少の違いはあるにしても、誰にとってもものすごくショックなことに違いない。 2012年、23歳にして本作『わたしはロランス』が再びカンヌの「ある視点」部門で上映されるなど、その気鋭ぶりが話題を集める。
2キャストには、マガリ・レピーヌ・ブロンドー、ジュリー・ルブレトン、エリック・ブリュノら、2019年に上演された舞台のオリジナル・キャストが続投する。
それでもっともこだわったのがあのキスさ」と思い入れを語るドラン。
そこで僕は答えたよ「だったら他の人達も自分の映画を作ればいいんじゃない。
その嘘のような恐怖的な真実を描くことで作品全てを嘲るような点が今作が傑作たる所以でしょう。
彼女によると、ある晩、恋人が「オレは女になりたい」と宣言したんだそうだ。
の『』はでを受賞した。
オープニングでのキスが全てを揺さぶり、二人の関係が再定義されることになる。 カナダのフランス語圏・ケベック州モントリオール出身のドランは、幼少期から子役として活躍。 リアルな描写の説得力のわけは彼の体験からきた半自伝的だからというのもあるが、なによりその登場人物の感情の切り取り方の巧みさにある。
彼の監督作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が本日、2020年3月13日に公開された。
「マティアス&マキシム」は東京・新宿ピカデリーほか全国で公開中。
待望の最新作でドランが切り撮るのは、愛しているのに傷つけ合う〈ある家族の1日〉。 こちらは新進気鋭、新世代の先駆者として知られるカナダ出身の監督グザヴィエ・ドランの最新作であります。 今回、母親はテーマではないんだよね。
18ペースを調整して健康的に、でも作家としては必死になって作るって感じにね。
その後も新作を発表するたびに、色彩と音楽でエモーションを揺さぶる独自の映像世界で観る者を驚喜させ、2014年には『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査員賞という栄冠も手に入れた。
しかし、多くの問題が彼らを襲い、彼らの愛が試されていく。 今作は前作と比べ、アップグレードされた点が多くある。
衝撃を経て社会は自由を纏い、何もかもが許される時代となった。
2019年には『 ジョン・F・ドノヴァンの死と生』で英語作品デビューを飾るなど、新たな挑戦を見せ続けている。
『Mommy/マミー』(2014)『たかが世界の終わり』(2016)などで知られる俳優・映画監督 が、自身初のドラマ作品となる「 The Night Logan Woke Up(原題)」で監督・脚本・製作を務めることがわかった。
これまでの二作にある「ゲイの少年をグザヴィエ本人が演じる」という共通点は今作にはなく、同一性障害というこれまでとは違う題材を取り扱っている。