内調(多田)は週刊誌を使い記事を誤報にしようとするが、吉岡は「続報として杉原の名前を出します」といい、杉原の元へ向かった。 昨今の日本映画には珍しい鋭い社会風刺を盛り込んだ作品だからか、上演する映画館も限られていました。 上司の多田(田中哲司)からの指示は意に反するものも…杉原は自分たちのしている仕事に疑問を感じるようになります。
しかしそれが「マスメディアの代弁者として告発した」と言う扱いでいいのか? 映画化されたから良しとするのか? と、終息したと捉えるのは愚問でしょう。
日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査を始める。
前半は実際の事件を元にしている内容でフィクションのように見ていたが、生物兵器の話になってから物語になり、若干拍子抜け。
私はIT業界でずっと働いているので、転職は当たり前だ。
2018年は、映画『娼年』でハードなラブシーンで話題になりました。
再タッグを熱望する2人によるコメディー作品が、早く実現しますように……いち映画ファンとして、夢の再競演を願って止まない。 杉原は多田に神崎の自殺のことを詰め寄りますが、「子どもが生まれるそうだな」とかわされます。
12得体の知れない焦りを感じた。
いざ世に出ると政権を揺るがし混乱をきたすから、圧力をかける組織がある。
都築亮一(高橋努) 内閣府の官僚。 映画「新聞記者」は東京新聞の記者・望月衣塑子さんのベストセラー「新聞記者」が原案で、藤井道人監督、主演は松坂桃李&シム・ウンギョン。 ジリジリとした怒りと日常化した政府・マスコミへのイライラ感を募らせ、この国の余りにもリアルなドラマを見ながら、この台詞に出くわし、唖然とした。
62017年の政府の調査によると、日本の強姦被害者のうち警察に届け出たのはわずか4%。
三越劇場で上演される怪談 牡丹燈籠にも出演されるって めちゃくちゃ有名な俳優さんでした(汗) そりゃあの重厚感ある演技! そして何より、内調の上司、多田を演じた 田中哲司が めっちゃこわいwww 引用元:『新聞記者』フィルムパートナーズ 国民を自分たちを守るための道具にしか思ってないという。
しかし SNS上で絶賛され口コミで拡がっている作品なのに、政府側の目を気にし過ぎて全く話題にも取り上げないマスコミの姿勢は、いかがなものでしょうか? 政権批判に徹した作品だから、マスコミの黙殺は当然である。
そこには亡くなった神崎からの手紙が届いていることに気付きます。
で、この状態で心が揺れてるときは目線を下に下げて、尚且つ唇あまり動かさないから本当にグワングワンしてるんだろうなぁってのを彼よくやるんですけど、今回もそれをやってくれたし、これに微妙に震えを加えてるから、 終盤の上司の多田から脅されてからのラストカットがね、めちゃくちゃ響くんですよ。
しかし 政治から遠い世代が描く作品にしてほしい、というプロデューサーのプッシュに押され引き受けたんだとか。 エリカは神崎の後任の男を取材し、足止めさせる作戦に。
17一方、内閣情報調査室の若手エリート官僚・杉原(松阪桃李)は、現政権に不都合な人物に対し、マイナスなニュースをコントロールし世間に広めるという任務を日々こなしていました。
『新聞記者』見どころ3点解説• 作品全体の照明の感じも手伝っていますが、 魔物のような存在が後ろに感じられる、威圧的な話し方が『逆らえない、逆らった時の絶望感』を際立たせています。
最後の松坂桃李の言う「ごめん」に、スクリーンと同じように私の目の前も真っ暗になってしまった。 「記事にするなと言うんですか」と憤るエリカ。 正直最後は投げかけて終わるのではなく、一つの物語の終着として結論を出して欲しかったという思いはあります。
14小菅昭彦 時事通信社・編集局編集委員 近年の日本映画で途絶えていた、リアルなポリティカルフィクションの分野に挑んだ製作者の心意気に拍手を送りたい。
また今作、 劇中でよく出てくる言葉があるんですけど、鑑賞しているこちら側にさりげなくメッセージを放っているんですよ。
きっと、杉原も、月日が経過して、神埼が言ってた「俺のようになるなよ」という言葉を思い出すのではないでしょうか。 ただ、海外で暮らしてて、いきなり日本で働き始めた人は、だいたいあんな感じの日本語なので、そこはリアリティを感じた。 内調の内部告発頼りでいいのか。
18この時には反応を見せない杉原でしたが、その後、周囲の目を警戒しながら杉原は吉岡に話します。
そして多田以外の登場人物の背景や心情もとてもわかりやすく描かれています。