使う頻度の高い敬語なだけに、正しく使うと相手にスマートな印象を持たれます。 目上の人に、知っているか(対象は人)聞かれた時は、「存じ上げておりません」を使ってくださいね。
3ぜひ、参考にしてください。
ただし、もし「思います」という意味の謙譲語として使う場合は、単純に言い換えることはできません。
例えば、「教えていただきたく存じます」という文章だと、補助動詞として平仮名の「いただく」が使われており「教えてほしいと思います」という意味になります。 ご存知の通り、御社と当社は10年間に渡る提携契約を結んでおります。
「存じ上げる」は謙譲語なの?それとも尊敬語? 最後に 「存じ上げる」という表現は謙譲語なのかそれとも尊敬語なのかについて見ていきたいと思います。
しかし、「存じております」の場合はこれで一つの単語になります。
取引先と打ち合わせをしていた時、「~をご存知ですか?」とたずねてきました。 かしこまった場以外での使用や、「存じます」を多用することにより、相手に堅苦しいという印象を与えてしまう場合があります。 「存じる」は本来謙譲語です。
5ここでは二つのフレーズをご紹介します。
「知っていますか」とは口語表現であり、まるで友人同士のやり取りになってしまいます。
「思っております」と「考えております」を使い分ける まず、思っていることを表現するにしても、常に「~思っております」では文章も会話もちょっと稚拙な感じが否めません。 「存じ上げる」を使った例文を3つ紹介します。
例えば「ご連絡していただければと存じます。
従って「存じません」「存じ上げません」ともに、目上の相手に対して使うべきだといえます。
また、「ご連絡を頂きたく存じます」も問題なく使用できますが、 特にビジネスの場においては、ご一報の方がよりスマートな印象を与えられるでしょう。 また、「存じております」、「存じます」との区別ができるようになっていただけたことでしょう。 特に文章の場合はフレーズ全体がひらがなであり、間違いに気づきにくいため十分に自己チェックする必要があるでしょう。
6「分からない」とは対象について理解できない、もしくは理解が及ばないという意味です。
大変ご無沙汰しております。
まとめ いかがでしたか? 「存じ上げております」の 意味や正しい使い方、そして謙譲語や尊敬語について詳しくご紹介しました。 「存じます」を使うことで、相手の考えや意見に対して同意をあらわすこともできますので、使い方次第では大活躍する言葉となります。
20それでは、「思っております」の敬語の種類や注意点について見ていきましょう。
『頂きたく』の部分は『〇〇してもらいたい』の謙譲語、『存じます』の部分は『思う』の謙譲語と丁寧語の『ます』で構成されています。
日本語を正しく使用するだけでも、初対面のコミュニケーションは見違えるほどにスムーズになるでしょう。 就活時に間違えないためにも、覚えておきましょう。 しかし、知っているかどうかの質問であれば「存じます」を使って「Aについてご存知ですか?」と表現するとよいでしょう。
18「存じます」よりも丁寧な表現となる「存じ上げます」ですが、知っている対象が「人」である場合のみ使える言葉となるため注意してください。
そのため、「存じておられる」「存じていらっしゃる」のように、尊敬を表す表現をつけても敬語にはなりせん。
ご多忙のところ大変恐縮ですが、一度打ち合わせのお時間を頂きたく存じます。
本件もそのひとつで、「存じます」や「所存です」といった表現もよく耳にすることが多いのではないでしょうか。