特に、子宮内膜症性卵巣嚢胞(卵巣チョコレート嚢胞)は、自然経過において悪性化することを示唆する報告があるので、画像診断や腫瘍マーカー等の検査も行うこと。 本剤は黄体ホルモンと卵胞ホルモンの配合剤であることから、黄体ホルモン又は卵胞ホルモンを含有する薬剤(経口避妊薬等)を使用している場合は、本剤の投与開始前に中止させること。
患者に対しても、緊急対応を要する血栓症の主な症状(下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等)が現れた場合は、直ちに服用を中止し、救急医療機関を受診するよう説明する。
] 抗リン脂質抗体症候群の患者[血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。
一般名同一薬剤リスト• 高血圧<軽度の高血圧の患者を除く>• それほどでなくても疑わしいのであれば、いったん服用を中止し医師と連絡をとるようにしましょう。
〕 本剤を避妊目的で使用しないこと。
3.外国で、経口避妊薬を2年以上服用した場合、良性肝腫瘍が10万人当たり3. 少し厳しい事を書きます。
翌日に気づいた場合は、前日分の1錠を直ちに服用し、当日分も通常の時間に飲んでください。 バルビツール酸系製剤 フェノバルビタール 等 ヒダントイン系製剤 フェニトインナトリウム 等 カルバマゼピン ボセンタン モダフィニル トピラマート 本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。
11血管病変を伴う糖尿病• 注意が必要なケース..子宮筋腫、乳がん既往・家族歴、乳房結節、40歳以上、タバコを吸う人、前兆のない片頭痛、肥満、糖尿病、高血圧、心臓病、肝臓病、腎臓病、てんかんのある人など。
21日間飲み続け、その後7日間休薬します。
2.併用注意: 1).副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン等)、三環系抗うつ剤(イミプラミン等)、セレギリン塩酸塩、シクロスポリン、テオフィリン、オメプラゾール[これらの薬剤の作用が増強する恐れがある(本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる)]。 また、長時間飛行や車中泊などで体を動かせない状態が長く続くと、血栓症のリスクが少し高まるかもしれません。
耐糖能異常• 40歳以上 40歳〜 フリウェル配合錠LD「あすか」の注意が必要な飲み合わせ 薬剤名 影響 副腎皮質ホルモン剤 作用が増強 プレドニゾロン 作用が増強 三環系抗うつ剤 作用が増強 イミプラミン 作用が増強 セレギリン塩酸塩 作用が増強 シクロスポリン 作用が増強 テオフィリン 作用が増強 オメプラゾール 作用が増強 チザニジン 作用が増強 リファンピシン類 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 リファブチン 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 バルビツール酸誘導体 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 フェノバルビタール 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 ヒダントイン系抗てんかん剤 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 フェニトインナトリウム 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 カルバマゼピン 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 ボセンタン 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 モダフィニル 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 トピラマート 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 テトラサイクリン系抗生物質 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 ペニシリン系抗生物質 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 アンピシリン水和物 本剤の効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大 塩酸テルビナフィン 黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で月経異常 Gn-RH誘導体 作用を減弱 酢酸ブセレリン 作用を減弱 血糖降下剤 作用が減弱 インスリン製剤 作用が減弱 スルホニルウレア系薬剤 作用が減弱 スルホンアミド系薬剤 作用が減弱 ビグアナイド系製剤 作用が減弱 ラモトリギン 血中濃度が低下 モルヒネ 血中濃度が低下 サリチル酸 血中濃度が低下 アセトアミノフェン 血中濃度が低下、本剤の血中濃度が上昇 ネルフィナビルメシル酸塩 エチニルエストラジオールの血中濃度が低下 ネビラピン エチニルエストラジオールの血中濃度が低下 ホスアンプレナビル エチニルエストラジオールの血中濃度が低下 リトナビル エチニルエストラジオールの血中濃度が低下 ダルナビル エチニルエストラジオールの血中濃度が低下 ロピナビル・リトナビル配合剤 エチニルエストラジオールの血中濃度が低下 アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇 エトラビリン 本剤の血中濃度が上昇 フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇 ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇、血中濃度が上昇 アプレピタント 本剤の効果が減弱 ホスアプレピタント 本剤の効果が減弱 ルフィナミド 本剤の効果が減弱 飲食物との組み合わせ注意• 卵胞の発育を抑え排卵を抑える作用の薬ですから、避妊効果はあります。
本剤投与中の器質的疾患を伴う月経困難症患者では、不正性器出血の発現に注意するとともに定期的に内診及び超音波検査等を実施して、器質的疾患の増悪の有無を確認すること。
その結果、卵胞の発育が抑制され排卵が起きにくくなり、また子宮内膜の増殖がおさえられ生理が軽くなります。 (「禁忌」の項参照) 本剤の投与に際しては、患者の病歴調査及び検診が必要である。
肝腫瘍のある患者〔症状が増悪することがある。
妊娠が確認された場合には投与を中止すること。
正式な適応症は月経困難症で、これには子宮内膜症に伴うものも含まれます。 耐糖能の低下• 治療に先立ち、服薬に問題ないか各種の検査でチェックします。
8).肝臓:肝機能異常、黄疸[投与を中止するなど適切な処置を行う]。
• 乳がんの既往歴または家族歴がある人は、使用にあたり 乳がんの検査を頻繁におこなうなど細心の注意が必要です。
6.前兆を伴う片頭痛(閃輝暗点を伴う片頭痛、星型閃光を伴う片頭痛等)の患者[前兆を伴う片頭痛の患者は前兆を伴わない患者に比べ脳血管障害(脳卒中等)が発生しやすくなるとの報告がある]。
17).アセトアミノフェン: (1).アセトアミノフェン[本剤の血中濃度が上昇する恐れがある(アセトアミノフェンはエチニルエストラジオールの硫酸抱合を阻害すると考えられる)]。
乳房結節• 卵巣チョコレート嚢胞• 最近ではヤーズフレックス錠やジェミーナ錠といった長期連続服用が主流になっていますが、4週間ごとの月経を起こさせたい方には、3週間実薬服用し、1週間休薬するタイプのフリウェル配合錠LD・ULDを処方することがあります。
抗リン脂質抗体症候群• 出血が性器癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。
一方、悪性肝腫瘍(肝癌)の発生率は極めて低く、100万人当たり1人に満たない。