スタットコールとは。当院の院内救急システムの検討

旭川医科大学救急部医局長のぼやき Season2

オンラインでカルテが共有できるため入院病棟の看護師も移動式の台車にノートパソコンを乗せてカルテ入力をしながら入院中の患者さんの看護記録をします。事態が明るみになるまでは子供が自発的に逃げたのか、それとも誰かに誘拐されたのかは判断することができません。

その病院の職員がわかる用語が使用されているみたいです。

このほかにもたくさんの役割があり、集まったスタッフが総力を挙げて対応します。だけど、全員が決まり文句を覚えるためには簡単で短い方が良いので、それぞれ独自の短い符丁を使用しているのではないでしょうか。

さらに特に先述したように、お見舞いや付き添いで来た方や出入り業者など、さっきまで元気だった人の急変の場合は一から調べなければならないので、より多くの医師の見解が必要になります。という前提です。

他の患者さんはコードブルーの意味は知らない。不審者が医療スタッフに対して暴言を吐いたり暴力を振るうことがあり、そのような場合にコードホワイトが出されます。コードレッド• 多くの病院では防火設備の一つとして火災報知器が作動したときに自動で館内放送がされるシステムを導入しています。

しかし、適切かつ迅速な情報共有のためには、音量を下げたり、館内放送をやめたりすることは難しいのも事実です。

特に赤ちゃんを狙った誘拐を指すことが多く、医療スタッフが総出で病院内にいる人を調べます。スタットコールが流れる時は命に関わる緊急時です。

コードブルーを病院で聞いたときにあなたにできることは、心の中でそっと「容態が急変した患者さんの無事を祈ること」ただ一つです。いつでも動けるように日頃から意識しておけると良いですね。やはり直接来院している患者さんなどに不安を与えないように色で統一してあるようです。