鎮 伝慈鎮筆本 桃園文庫蔵(現)• 頼 伝源三位頼政筆本(天理図書館蔵、柏木、『源氏物語諸本集 二』(八木書店))• 主人公の光源氏(ひかるげんじ)、その子・薫(かおる)と宮廷の女性たちの関わりなどを通じて、貴族社会における人間の姿を描く。 」と述べている。
一方で源氏と藤壺の密通、藤壺の懐妊なども描かれ、後の物語の重要な伏線となっていく。
(花散里は一面九行。
哈 ハーバード大学蔵本(『ハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「須磨」』、『ハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「蜻蛉」』(新典社))• また「青表紙本」や「河内本」といっても、実際の写本・本文では、「純度の高い青表紙本」から「河内本に近いものを含む青表紙本」・「河内本に近いというわけではないが独自の異文を含む青表紙本」といったものや「青表紙本に近い別本」・「河内本に近い別本」といったものまで存在し、その性質は一様ではない。 信 河野信一記念文化館所蔵本二帖• どれくらいの数の源氏物語の写本が存在する・したのかは明らかではない。 現)()• 慈 伝慈鎭筆本(静嘉堂文庫蔵、初音)• 天 伝藤原為家筆本 天理図書館蔵 ()• 続別本 『 続』おうふう、、2005年(平成17年)5月-2010年(平成22年)7月(中断)• によるとされる自筆書入は青表紙本• 222。
12巻末に()があること。
吉 吉田本 五十四帖• 氏 伝二条為氏筆本 (現)• のち『源氏物語の本文』おうふう、2002年(平成14年)11月、pp. 伊藤鉄也「諸本の位相解明を目指して」国文学研究資料館編『『源氏物語』の異本を読む「鈴虫」の場合』原典講読セミナー 7、2001年(平成13年)7月、pp. 13-26。
関連項目 [ ]• 幽 永青文庫所蔵筆写本五十四帖• 長らく詳細な調査が行われていなかったが、(平成30年)、後述する「行幸」巻と共に影印本が刊行された。 冷 伝筆本 河野信一記念文化館蔵 ()• ・清水好子校注『源氏物語』(全8巻)(新潮社、1976年(昭和51年) - 1980年(昭和55年))• 123-125。
11源氏物語 約80年ぶり 出典headlines. 逆に源氏物語になぜ原典が伝わっていると思うのですか。
また、「桐壺」、「帚木」、「花宴」、「若菜上下」、「柏木」、「橋姫」、「浮舟」については「定家の自筆本を字形・字詰・行数からミセケチ等の校訂の跡まですべてそのまま写した」とされている「東海大学図書館桃園文庫所蔵明融臨模本」が存在するためこの時期までは「臨模本」の元となった「定家自筆本」が存在したと考えられる。
池田亀鑑「現存重要諸本の解説」『源氏物語大成 第十二冊 研究資料篇』中央公論社、1956年(昭和31年)11月、pp. と近かったは定家自筆の『源氏物語』は「定家の子の時代に失われた」としているが、冷泉家と対立したのが『』に収められたで述べるところによれば「青表紙源氏物語一部」が存在しており、おそらくは冷泉家の関係者が持っているのだろうとしている。
4『源氏物語』の本文を伝えている最古のものは、『源氏物語絵巻』の詞書の本文です。
それ以後嘉禄元年まで定家の証本とすべき完本はなかった。
見つかって良かった。 の所蔵であったことから「池田本」と呼ばれる。 阿部秋生(他)訳注『新編日本古典文学全集 22 源氏物語 3 少女,玉鬘,初音,胡蝶,蛍,常夏,篝火,野分,行幸,藤袴』小学館、1995年12月。
1『明月記』の記事 [ ] 定家の日記である『明月記』には『源氏物語』の書写に関して何カ所かの記事が存在する。
校異源氏物語及び源氏物語大成校異編に底本として採用されている。
このような背景があったため、原典は古紙のような扱いになり、書物ではなく紙として再利用されるようになります。 室町時代末期から江戸時代初期にかけてはからへ、家康からへといった形で伝えられた「」のように豊臣・徳川といった新興の権力者が貴重な古写本を集める、あるいは公家などから自ら献上されたり、また「」のように功臣に対して貴重な古写本を下賜するといった事例が見られる。
14定家自筆本源氏物語 (早くも若紫発見が盛り込まれています) 第一回答者さまが適切な回答をつけてくださったので、私の出る幕ではないと思って控えておりました。
では「定家卿本」、では「京極中納言本」と呼ばれている。
23-24。 阿部秋生他『源氏物語』完訳日本の古典(全10巻)(小学館、1983年(昭和58年) - 1988年(昭和63年))• 相 伝為相筆本(天理図書館蔵、末摘花、『源氏物語諸本集 一』(八木書店))• 源氏物語別本集成では、全体を通しての写本名や写本記号の列挙は行われておらず、各巻ごとにその冒頭でその巻で校合している写本の名称・所蔵者と写本記号を挙げている。 玉上琢弥「関戸家蔵「定家筆見遊幾帖」について」『源氏物語評釈 第六巻 行幸 藤裏葉』角川書店、1980年12月、p. 新美哲彦「源氏物語諸本分類試案」『国語と国文学』至文堂、第84巻第10号、2007年(平成19年)10月、pp. 後半部分に誤って綴じられていた後半部分• 二 伝二条為氏筆本 静嘉堂文庫蔵• なお、写本記号「大」のみは同じ巻の青表紙本と河内本(初音のみ別本と河内本)に同時に写本記号「大」で示される「大島本」が存在するが、この二つは別のものであり、青表紙本(初音のみ別本)の欄に掲げられている大島本は現在に所蔵されている「大島本」であり、河内本の欄に掲げられている大島本は現在中京大学に所蔵されている「大島河内本」である。
131帖のさらに一部分のみが残っているもの など、「零本」と呼ばれる何らかの形で欠けている写本が大部分である。
4年5月16日(6月29日)付けのの添状が付されている。