両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者においては、腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。 機序としては、近位尿細管で尿酸の再吸収を行う尿酸トランスポーター( URAT1:urate transporter 1)を阻害するため、尿酸が排泄されやすくなり尿酸値が低下します。 また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。
162013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
投与に際する指示• 妊婦・産婦• 高カリウム血症• また,腎機能の悪化が起きるおそれがあるので,血清クレアチニンが2. グレープフルーツとの飲み合わせ 薬剤師向けの参考書で時々、ロサルタンとグレープフルーツを併用するとCYP3A4の阻害とP糖タンパク質(MDRI)の活性化により降圧作用が変動するとの記載が見られます。
高血圧症• 重要な基本的注意」の項参照) 重篤な腎機能障害のある患者[高カリウム血症があらわれやすい。
重篤な肝障害• 軽症・中等症本態性高血圧症への有効率は69. プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。
不整脈 (頻度不明) 心室性期外収縮、心房細動等の不整脈があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。
高カリウム血症• まずはARBの特徴について紹介します。
血清カリウム値が高くなりやすい• 本剤の投与によって、一過性の血圧低下(ショック症状、意識消失、呼吸困難等を伴う)を起こすおそれがあるので、そのような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
また、腎機能障害、コントロール不良の糖尿病等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では、高カリウム血症が発現する恐れがあるので、血清カリウム値に注意する。
ニューロタン(ロサルタン)は腎臓の輸出細動脈を選択的に拡張させ、糸球体内圧を低下させることにより糸球体への過剰負荷を改善します。
嘔吐・嘔気• 血清クレアチニンが2. 近位尿細管にあるURAT1(尿酸トランスポーター)にて尿酸の再吸収を抑え、尿酸を排泄すると考えられています。 1983年11月 岡山県倉敷中央病院で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
73㎡未満の腎機能障害でアリスキレンとの併用• 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
73m 2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンとの併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。
10).低血糖:低血糖が現れることがある(糖尿病治療中の患者で現れやすい)ので、観察を十分に行い、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。 めまい• 片腎で腎動脈狭窄• 重篤な腎機能障害• アナフィラキシー 不快感,口内異常感,発汗,蕁麻疹,呼吸困難,全身潮紅,浮腫等が症状としてあらわれることがあるので観察を十分に行うこと。 4.肝機能障害又はその既往のある患者[外国において、健康成人と比較して軽・中等度のアルコール性肝硬変患者ではロサルタンの消失速度が遅延し、ロサルタン及びカルボン酸体の血漿中濃度がそれぞれ約5倍及び約2倍に上昇することが報告されている]。
18また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止する[妊娠中期及び末期に本剤を含むアンジオテンシン2受容体拮抗剤を投与された高血圧症の妊婦の患者で羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、多臓器不全、頭蓋形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢奇形、頭蓋顔面奇形、肺発育不全等が現れたとの報告がある]。
禁忌 【禁忌】 次の患者には投与しないこと• 傍糸球体装置は腎臓に流れてくる血液が少なくなると「レニン」という物質を放出します。
高血圧を合併しない• 先発品のニューロタンの副作用発生率は約3. 2型糖尿病における糖尿病性腎症の患者では血清カリウム上昇及び血清クレアチニン上昇があらわれやすいので、本剤投与中は定期的(投与開始時:2週間ごと、安定後:月1回程度)に血清カリウム値及び血清クレアチニン値のモニタリングを実施し、観察を十分に行うこと。 血液中のナトリウムが増えると血液の浸透圧が上がるため、ナトリウムにつられて水分も血液中に引き込まれていきます。 その1つに「RAA系」と呼ばれる体内システムがあります(RAA系とは「レニン-アンジオテンシン-アルドステロン」の略です)。
205).腎臓:(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇。
こうした腎保護作用が認められており、糖尿病性腎症の適応を持っているARBです。