」という感じで。
このショックでヘレンは吃音者になってしまう。
小池栄子(ヘレン役)コメント 山西惇 私が初めて栗山民也さんとお仕事させていただいたのは2011年の新国立劇場『雨』でした。
そしてじつにこのときです、『芝居というものがこんなにおもしろいものであるならば、本腰を入れてやってみよう』と決心したのは。
7小池 ぶっ壊れる井上芳雄とか(笑)、とにかくいろんな顔が見られるな~と勝手にワクワクしていますね。
そして、井上ひさしという人はきっとここまで技巧を凝らし、誤魔化し、人の気をそらさなければ、語りたいことは語れないと思っていた(あるいは、語りたいことを語れなかった)のだな、と何となく思ったのだった。
しかし、再びハットリの前から姿を消す。
例えば日常でも布団を叩きながら、鼻歌を歌っていたりしますよね。
(一同笑) 小池 ありがたいです(笑)。
しかし、そのことはまるで「なかったこと」であるかのように、東京での日々が綴られる。
その後に台本を読んで、「なんじゃあこりゃあ」と思いました。
あと55分も物語が続くのだろうか。 ・ご来場の際はマスクをご持参いただき、入場の際に必ずマスクをご着用くださいますようお願い申し上げます。 ところが、この告白劇の舞台に突如破局が起る。
3売り飛ばされても次のところでケロッと一生懸命生きている。
本日の主役は、元浅草のストリッパー・ヘレン天津。
ご存命のときも、あまり二人はしゃべらないんだけれども、ツーカーというか、以心伝心みたいでした。 その後の井上戯曲の魅力の全てが詰まっているこの作品に、最高のスタッフ、キャストの皆さんと共に、全身全霊を掛けて挑みたいと思います。
6「日本人のへそ」は井上ひさしの戯曲デビュー作であるという。
そういう時って、空回りしているイヤな自分が出てしまっているんだなと感じたので、そういう時こそひたすら本を信じて演じたいです。
「ヤクザ」とか栄子ちゃん(小池)がやるヘレンの「お父さん」とか。
『陥没』のときも、生瀬勝久さんがいろいろなことを言うんですけれども、ホント一人で受け止めて笑いにして、変な空気にならないようにというか。
浅草では絶対が相対化され、すべてが、へんに楽天的で、すべてが許され、だれもが、寛容で、ひとなつっこい。 小池:うるさいからね、あの人(笑)。
台本の、これから来る部分についても、次のシーンはきっとこうなると思うって栗山さんが予言したりして、それがけっこう当たるんですよね。
なお、上記2公演のキャンセルをご希望されるお客様にはチケット代金の払戻しをいたします。