分裂劇は新たな局面……神戸山口組から「山健組」を脱退させたヒットマンの“獄中指令”
そこは、組織内部の問題に起因して六代目山口組が分裂し、抗争状態を生んでいることとは大きく異なる。 年末を迎え、各組織はさまざまな動きを見せていくかもしれない。 井上組長（四代目山健組組長）は『自分は山健組の運営に関係がない。
そこは、組織内部の問題に起因して六代目山口組が分裂し、抗争状態を生んでいることとは大きく異なる。 年末を迎え、各組織はさまざまな動きを見せていくかもしれない。 井上組長（四代目山健組組長）は『自分は山健組の運営に関係がない。
しかしこの度、引退、解散を表明した。
神戸トップは、山健組前トップの井上邦雄です。
平成29年4月には、神戸山口組と山健組の最高幹部を兼任していた織田絆誠会長らが、山健組直参の3分の1を引き連れて脱退。
18ただ神戸山口組の発足当初、勢いといった面でいえば、六代目山口組の勢力に追いつくのではないか、と業界関係者内で噂された時期はあった」（業界関係者） 確かにこの関係者が話すように、結成直後の神戸山口組の勢いは、同組により多くのスポットを当てたメディアの報道も後押しされ、早晩、六代目山口組に対峙する勢力になるのではと思われる空気があった。
さらに警察サイドは数年前に京都で起きた社長拉致殺害遺体遺棄事件で井上を狙っているそうだ。
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＊まだ裏が取れていません。
「出所してきたのは、三代目臥龍会の小林茂会長。
そうした状況にある山健組について、数日前から、業界内にはある噂が錯綜していた。
そして、最終的な結論が出ないまま、22日には、神戸山口組を離脱とする勢力による決起集会ともいえる会合が兵庫県高砂市で開催されたのだ。
予断を許さない状況が続いている。 加茂輝幸（輝侠会会長）• これを受けて山健組は他の離脱派の団体とともに新団体を組織し、四代目山健組組長井上邦雄が、神戸山口組組長に就任した。 野崎秀夫（四代目伊藤会会長）• そのため、残留派の今後の組織運営については、人事面も含めた大きな改革が行われる可能性があるだろう。
12だが、昨年、またしても山健組に衝撃が走る。
永野一雄（國竜会会長）• その理由は、その直系組織の会長が服役中のため、自身の態度を明確に表明できないからだと言われていた。
池田 修（池田総業組長）• 激しい攻防が続いてきたが、いよいよ終結に向かい始めたようだ。 和田茂平（和田組 組長）• 山田光竜（光竜会会長）• その後、六代目サイドから、四代目体制であった井上邦雄（神戸山口組）組長率いる山健組へと移籍し、さらにその後、組織名称を小林会から三代目臥龍会へと変更させている。 そして、9日には山健組から重大発表が出されるようだという情報が飛び交ったのだ」（業界関係者） この話は兵庫県警関係者も知るところとなり、事実確認に追われることになった。
神戸にある山健組本部事務所 神戸山口組の中核組織といえば、五代目山口組時代に「山健にあらずんば山口にあらず」とまでいわれた 山健組である。
ただ、その人事実現の可能性は高いという声もあり、12月の納会や会合に合わせて、なんらかの発表が行われるのではないか」（捜査関係者） 六代目山口組の分裂問題は、並行して存続している神戸山口組だけではなく、分裂状態に陥った五代目山健組や、同じく神戸山口組から離脱して結成された絆會。
（敬称略） （尾島 正洋／Webオリジナル（特集班））. 菊池右祐（二代目北竜会会長）• 小林会長は、2017年、任侠山口組（現・ 絆會）の織田絆誠会長の警備についていた組員に暴行したとして、京都刑務所に服役していたのだが、そもそもは六代目山口組系二次組織で最高幹部を務めていた人物。 現在、神戸山口組を離脱した五代目山健組は、神戸山口組に残留を決めた山健組直系組長らに対して、絶縁や破門などなんらかの処分を下している。
14三代目 相談役・太田守正（会長） - 後に会長、六代目山口組若中• 「現在、中田組長は神戸拘置所に拘禁されているが、弁護人を通じて、その意思が明確に五代目山健組に伝えられ、今回の挨拶状が作成・発行されたのではないか。
また、盃を返して処分された者がヤクザを続けられるという前例ができてしまうことは、ヤクザ社会独自の概念を覆すことになってしまう。
しかし急転直下、先週末に神戸山口組の母体である五代目山健組（中田浩司組長）から二次団体（組）が相次いで離脱、絆會は解散届を警察に届け出たという情報が飛んだのだ。
9竹内正夫（二代目竹内組組長）• 三代目 舎弟頭補佐・中村伍男（組長） - 後に六代目山口組若中• 構成員と準構成員の数となればなおさらのことで、その境界線は当局が一方的に判断しており、どういった基準によるものか、我々にすらわからない。
酒井康夫（酒井組組長）• 四代目（2005年 - 2018年）：（四代目健竜会会長） 執行部 [ ] 役職 氏名 率いる三次団体 本拠地 組長 中田広志 兵庫県神戸市中央区 若頭 兵庫県神戸市兵庫区 若頭補佐 中橋勝久 中橋組 長崎県長崎市 若頭補佐 藤森吉晴 二代目松藤組 愛知県名古屋市中区 若頭補佐 水田忠好 三代目村正組 兵庫県姫路市 本部長 物部浩久 三代目 岡山県岡山市中区 その他の組員 [ ] 舎弟 [ ]• 実際に髙山若頭が出所してまだ1年も経っていないというのに、分裂問題を取り巻く環境は大きく変わってきている。
