若手女優二人の壮絶な演技合戦を引き出したのは、『ストロベリーナイト』『キサラギ』の佐藤祐市監督。
ニナは自分の存在を忘れられないためにも累のことを利用していたにも関わらず、ニナが思った以上、累の演技が上手であり、逆に累がニナを利用しているというのは恐ろしいです。
ちょっと性格の悪い女優とも契約を交わし同じ家に暮らし、その女優の顔を使いかさねの演技力でその女優の株を上げていくなど、計画的であざといとは思いましたが、きっとそれがかさねにとって自分の認められる居場所を確保する1番良い方法だったのかなと思います。
鑑賞前の方はご注意を! 本作の最大の特徴で見どころでもあるのが、1人2役と同時に2人1役を確立させる主演ふたりの巧妙な演じ分け。
とはいえ「何者かになりたい」気持ちはあって当然。
累 かさね 原作まんが版のあらすじ。
口紅を塗った状態でキスをすると顔が入れ替わるという、不思議な力を持つ口紅がキーアイテム。
しかし、ニナが思った以上、累の演技力が高いというのと、ニナを装った累が烏合と関係を持つようになったのを見て焦りを覚え、累の秘密を探った結果、口紅だと気付き、口紅を没収することに成功しました。 原作漫画の結末ネタバレ。
。
『ファーストラヴ』での芳根京子さんの演技に惹かれて本作を鑑賞。
ふたりは口論の末もみ合いとなり、その弾みでガラスに衝突。 【賛否両論チェック】 賛:次第に露になっていく人間の欲望や愛憎を、演者さん達が見事な怪演で体現している。
8しかし、女優としての名声を積み上げていくことに激しい嫉妬を覚えるニナ。
二人の鬼気迫る演技に、一気に引き込まれてしまいますよ。
同作で土屋と芳根が演じるのは「ニナとニナに変身した累」「累と累に変身したニナ」。 ニナは累に顔を入れ替える事に危機感を覚えます。 映画『累-かさね-』のあらすじとネタバレ C 2018映画「累」製作委員会 C 松浦だるま/講談社 淵累 ふちかさね は大女優の渕澄世を母に持ちながらも、顔に大きな傷を持ち強いコンプレックスの中で生きてきました。
2その力を知る男・羽生田(はぶた/浅野忠信)が母親の十三回忌に来ており、累を自身の運営する舞台演劇を観るよう誘います。
それが圧倒的な美貌を誇る丹沢ニナでした。
サスペンス&ホラー作品に定評があり、中でも細やかで繊細な人間ドラマを描くのを得意とされています。 累の手元には、その口紅を塗ってキスをすると顔が入れ替わるという、母が遺した1本の不思議な口紅があり、ある日、導かれるように出会った累とニナは、互いの足りない部分を埋めたいという目的のため、口紅の力を使って入れ替わることを決断する。 異常なまで膨れ上がる女の情念を堪能したい一作。
累 かさね の登場人物は?相関図からキャストを一覧まとめ 映画「累-かさね-」が大人気となっています 芳根京子さん演じる醜い容姿の少女・累が相手の顔と声を奪うことのできる口紅を使って、舞台女優として活躍する物語です。
ニナが死んでしまっては顔を奪えないため、累は救急車を呼んで舞台に戻ります。
一人で塞ぎ込む累に男が声をかけてきます。
最初はホラーでかさねが極悪な犯罪者と化すものかと思っていましたが、とても可哀想で寂しい女の子でした。