秋田、なよ竹のかぐや姫と付けつ。
勢ひ猛(もう)の者になりけり。
その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。
かぐや姫のお話として親しまれる日本最古の物語。
スポンサーリンク [古文・原文] 殿より使ひひまなく賜(たま)はせて、『子安の貝取りたるか』と問はせ給ふ。
意味は「知った」。
』と首を傾けている。
(嫗は姫を)引き止めることができそうもないので、ただ(かぐや姫を)見上げて泣いている。
13 ゐたり ワ行上一段動詞「ゐる」の連用形+存続の助動詞「たり」の終止形。
さて、七度めぐらむ折、引き上げて、その折、子安貝は取らせ給へ』と申す。
16 なりたまふべき ラ行四段動詞「なる」の連用形+ハ行四段活用の補助動詞「たまふ」の終止形+当然の助動詞「べし」の連体形。 13 髪上げ 名詞。 13 ゐたり ワ行上一段動詞「ゐる」の連用形+存続の助動詞「たり」の終止形。
11『内匠寮(たくみづかさ)の工匠(たくみ)漢部内麻呂(あやべのうちまろ)申さく、玉の木を作り仕う(つかう)まつりしこと、五穀を絶ちて、千余日に力を尽くしたること少なからず。
『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖なる竹取りの翁」と評されている、現存最古の物語。
また違う場所にかぐや姫と申し上げる方がいらっしゃるのでしょう。 罪を償う期限が終わったので、こうして迎えるのをお前は泣いて嘆き悲しむ。 報酬を頂いて、不肖の門弟たちにも賃金を支払いたいのですが。
意味は「育てさせる」。
興あること申したり』とのたまひて、まめなる男二十人ばかり遣はして、あななひに上げすゑられたり。