生薬は、薬草を現代医学により分析し、効果があると確認された有効成分を利用する薬です。 『漢薬の臨床応用』(医歯薬出版株式会社)より一部を抜粋 板藍根と同じ中薬の 葉や枝葉は「大青葉(だいせいよう)」、精製された 藍色の色素は「青黛(せいたい)」と呼ばれます。 一般的な症状は、咽喉の痛み、鼻汁、くしゃみ、咳、頭痛、悪寒 寒気 、筋肉痛、関節痛、眼の痛み、腹痛、下痢などあります。
板藍根にどうやら期待が持てそうです。
玉屏風散は、皮膚や鼻から肺、口から腸までの粘膜にバリアをはり、ウイルスなどの外敵に対し身体を強くする効果があります。
そのうえ、細菌やウイルスが放出した毒素を中和し免疫力を高める作用があり、さらに抗生物質のような副作用がないといったメリットもある。 よく使われているのは、手軽に飲める砂糖が入った甘い味のエキス剤で、A型肝炎が大流行した時やSARS騒動の時には予防と治療に大活躍しました。
14五蔵:腎…泌尿・生殖器や内分泌系を表し、気を蓄える所とされています。
上記の7つの効果で体を外邪から守る荊防敗毒散は、先ほどの泥棒の話に例えると、城に攻めてきた大勢の敵を追い払うために頑丈な門をしっかりと閉ざし(黄耆)、外壁の所で敵を追い返そう(荊芥、防風、連翹など)と戦い、またその過程で損傷した箇所を素早く修復(桔梗、枳殻、独活、羌活)し、防御が手薄になった箇所に兵員を回します(川芎)。
インフルエンザの治療に漢方製剤の「麻黄湯(まおうとう)」を使うと、抗ウイルス薬のタミフルと同じ程度の症状軽減効果があるという研究結果を、福岡大病院の鍋島茂樹・総合診療部長らが明らかにした。
さて、板藍根を飲んでいれば絶対大丈夫ということはありません。
「免疫力」の著者である中国中医研究院教授路京華先生は、その中で、玉屏風散を 「漢方の粘膜ワクチン」と表現しているくらいです。 病気の初期で、まだ体力が十分ある人に適します。
23つのステージに分けて考えたと言うことは、治療も3つのステージで異なります。
発症すると、高熱、全身の倦怠感などの症状が現れ、タンを伴わない空咳が出ます。
その板藍根が、今度はウイルス疾患、免疫疾患などの病気の治療薬として、医療の世界でも活躍しています。 黄耆(おうぎ)、防風(ぼうふう)、白朮(びゃくじゅつ)を組み合わせたもので、中国でよく使われています。
8インフルエンザ黄色信号が出ている時なので、 しっかり煎じた板藍根の方が効果的を実感できます。
また、武漢のピークは寒い2月でした。
本・音楽・DVD• 製薬企業で5年間、新薬開発に関わる研究員として勤務後、薬剤師に転職。 そこで一番にお勧めしたい生薬は、やはり 【板藍根】(ばんらんこん)です。
近年,ウイルス疾患に相当強力な効果が認められ注目されている。
うち8人はタミフル、12人は麻黄湯エキスを5日間処方した。