『御伽草子』:"このお爺さんは、四國の阿波、剣山のふもとに住んでゐたのである。 変更が生じた時は、またご案内申し上げます。 」 爺さんは山の中で雨風にあって家に帰れなくなり、木のうろに入って一夜を明かそうとする。
3犬の名前は本来はないが、唱歌では「」としている。
よこ座の鬼こちまいれとくまへといへば。
ちょうどその 時 ( とき )、 夜 ( よ )が 明 ( あ )けて、からすがかあかあ 鳴 ( な )きました。
ねぢてひくに大かたいたきことなし。
そのうち 雨 ( あめ )がざあざあ 降 ( ふ )ってきて、うちへ 帰 ( かえ )るにも 帰 ( かえ )れなくなりました。 お爺さんはこぶをとってくれと嘆願するが、逆に昨日預かっていたこぶを顔につけられてしまい、両方の頬にこぶをつけて一生を送らなければならなくなってしまった。 ある日、正直なおじいさんは、山へ木を切りに行ったのです。
13隣の爺さん型の話は花咲か爺さんの「ここほれわんわん」をはじめひろく分布しており、古来一種の教訓話として流通していたものを、この話にも取り入れたのであろう。
瘤が増えてしまい落ち込む意地悪な翁を見かねた陽気な翁が踊りで元気付けようとする悩んでいるのが馬鹿らしくなり、歌と踊りを教えてもらううちに自然と瘤が取れてしまう。
おじいさんの 瘤 ( こぶ )のいつの 間 ( ま )にか 無 ( な )くなったのを 見 ( み )て、ふしぎそうに、 「おじいさん、おじいさん、あなたの 瘤 ( こぶ )はどこへいきました。
11「よし、あそこで踊れば、こぶを取ってもらえるのだな」 おじいさんは踊っている鬼たちのところへ行こうとしましたが、でも鬼の怖い顔を見た途端、足が震えて歩けなくなりました。
いみじう申たりかならずまいるべきなりといふ。
それまでこれを預かっておく」と言い、 おじいさんの顔のこぶを取ってくれました。
13世紀に成立した『宇治拾遺物語』にも収録されているほか、世界にも広く分布しています。
Ikeda, Hiroko 1971 , , FF Communications 209, Helsinki: Suomalainen Tiedeakatemia, p. 日本昔話「こぶとりじいさん」のお話は、知ってますよね。 正直な老夫婦が大名からの褒美を受け取らず、かわりに隣人夫婦(にせ花咲か爺)の非礼の許しを乞い、無欲さに免じて大名が隣の爺をする。
2爺さまは、邪魔 じゃま になる瘤ばとられたので、内心では大層 たいそう 喜んだが、わざと慌てた気振り けぶり して、 「それはおらの大切な宝瘤 たからこぶ だ。
詳細は省きますが、特に今回の麻酔にはビックリ。
おまけ ささらと昔話講座 番外編03話【悪鬼伝承】 1月 8日の豆知識 366日への旅 きょうの記念日 きょうの誕生花 きょうの誕生日・出来事 恋の誕生日占い なぞなぞ小学校 あこがれの職業紹介 恋の魔法とおまじない 008 1月 8日の童話・昔話 福娘童話集 きょうの日本昔話 きょうの世界昔話 きょうの日本民話 きょうのイソップ童話 きょうの江戸小話 きょうの百物語 福娘のサイト 366日への旅 福娘童話集 女の子応援サイト -さくら- 子どもの病気相談所 世界60秒巡り. すると、となりのおばあさんは、「うちのおじいさんにも行かさないと。 つまり、人生はこれがすべてといっても過言ではない。
12瘤が無くなった爺さまが喜んで家に帰ると、隣 とな りの爺が訪ねて来たと。
するとそこに鬼たちが現れる。
「こっ、怖いな~」 でも、頑張って鬼たちの前で踊らないと、こぶは取ってもらえません。
ゆへなくめされすぢなきことに候なんといへば。
また神仏の思はせ給けるにや。
も『』 1830年 で触れている。 そのシコリがリンパ腺に絡んだりしていた場合(悪性)、リンパ腺も除去しなければならないので 6時間ぐらいかかる模様。 そこから天狗や鬼が山伏の姿にオーバーラップされるに至ったのだというのである。
瘤とり爺さんに描かれている鬼の宴会は、この山伏たちの延年の踊りが昔話として伝えられたのではないか、そのように五来重は推測している。
さて、この話の教訓は何でしょう? 陽気なじいさんは、こぶを気にせず明るかった。