全国に約160カ所ある駐屯地や分屯地の食堂では、栄養士の資格を持つ隊員が考案した1日3食の「給食」が提供され、過酷な任務にあたる隊員の活力源になっている。
防衛省幹部によると、「陸自も食でアピールした方がいい」と政務三役が提案したという。
体力勝負の陸自とあってか、予選を勝ち上がったのはさまざまな肉を満喫できる「肉々しい」メニュー4品。
予選は19〜23日に陸自ホームページ上のネット投票で行われ、4部門に計約370種類のメニューがエントリーした。
18陸上幕僚監部の横田紀子広報室長は「全国の駐屯地や分屯地では、地域の食材を活用し、創意工夫しながら給食を作っている。
肉料理部門では、予算をやりくりして年に1回しか出ないという「ステーキ丼」(北恵庭駐屯地)、150グラムのヒレカツをトッピングした「ロングヒレカツカレー」(板妻駐屯地)など、ガッツリ系のメニューが多く、ご当地部門では、「せんべい汁」(青森駐屯地)や「鯛めし」(松山駐屯地)、「塩もつ鍋」(久留米駐屯地)など食欲そそるエントリーが並ぶ。
政治部. 陸上自衛隊は19日、駐屯地の食堂で提供する給食のナンバーワンを決める「陸自飯グランプリ」を始めた。
ラーメン部門では、北海道の「味噌ラーメン」(自衛隊札幌病院ほか)から「沖縄そば」(那覇駐屯地)まで、定番メニューのほか、衝撃的な味とボリュームの「藻岩山ラーメン」(真駒内駐屯地)など変わり種も。
ただ、「食べ物の対象を絞っていないので、何を売り出したいのかよく分からない。
「空自空上げ」をPRしている井筒俊司航空幕僚長は、18日の記者会見で同グランプリのメニューに空揚げが入っていることに触れ、「トップ(争い)に食い込んでくれたらいい」と述べ、空揚げ推しを鮮明にした。
ミックスフライは一体何位だったんだろう。
陸上幕僚監部の横田紀子広報室長は「全国の駐屯地や分屯地では、地域の食材を活用し、創意工夫しながら給食を作っている。
グランプリには、湯浅悟郎陸上幕僚長から「4つ星」の盾が贈呈され、上位のメニューは各地で試食会を計画するという。
ぜひ自宅で調理し、コロナ禍での楽しみにしてもらえたら」としている。
ラーメン部門では、北海道の「味噌ラーメン」(自衛隊札幌病院ほか)から「沖縄そば」(那覇駐屯地)まで、定番メニューのほか、衝撃的な味とボリュームの「藻岩山ラーメン」(真駒内駐屯地)など変わり種も。
23日まで公式ホームページで、「ラーメン」「肉料理」「丼」と、地元の特産品などを生かした「ご当地グルメ」の部門ごとに1品を選出。 自衛隊グルメをめぐっては、旧日本海軍の伝統に基づくカレーを掲げる海自に対し、昨年10月以降、空自は空揚げを「空上げ」と名付けて推す対決を仕掛けた。
8そのうち1つをくわしくお伝えしてきましたが、深掘りできなかった12本の中にも、もっと知りたいネタがありました。
自衛隊への理解を深める一助になれば」と話す。