ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC) 上記、CFCに代わって登場したHCFCですが、こちらも僅かではありますが、オゾン層を破壊する原因物質でした。 フロン類の排出削減に向けて、まずは、「フロン排出抑制法」を遵守すること。 日本独特の名称です。
2Image by Zoltan Matuska from Pixabay 「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下、「フロン排出抑制法」)の法改正が実施され、2020年4月1日より施行されます。
地球温暖化に与える影響度を示す尺度に「地球温暖化係数」(環境省/)があります。
その名称から一部で、HFCはフロン類ではないと誤解が生じることもありますが、HFCもフロン類となりますので、注意が必要です。
冷媒ガス 冷媒ガスの代表的なものとしてはフロンガスが挙げられます。
例えば「地球温暖化係数1500」は、同じ重量あたりで二酸化炭素の1,500倍の影響を地球温暖化に及ぼすことを示します。 メールマガジンの発信、ウェブサイトの運営など、お役立ち情報の発信を担当。
5フロン類は ISO 817 で定められたが付されている。
これと前後して、フロン類に対する規制が行われるようになりました。
当初は、従来の冷媒より高価なものでしたが、1930年代の終わりごろまでに、米国内の冷媒として普及し、先進国では、1960年代以降爆発的に消費量が増大しました。 区 分 化合物 オゾン層破壊 温室効果 特定フロン CFC、HCFC 有り 大 代替フロン HFC 無し 大 以上の理由で、オゾン層の破壊を防ぎ地球温暖化を食い止めるには、「特定フロン」及び「代替フロン」の排出抑制が必要なのです。
18(法律上の制約はありませんが、都道府県より監査を受けた際に定期検査実施者が十分な知見を有する者か確認できるものが必要となります)• そこで1980年代以降、各国が連携してオゾン層を保護するため、フロン類の制限に取り組みました。
その後、GWPの小さいHFCやHFO微燃性冷媒ガス(A2L)への切り替えが進められており、近年では、GWPがさらに小さいHC冷媒ガス(A3)や自然冷媒の使用が検討されています。
クロロフルオロカーボン(CFC) CFCは、1920年代に米国で開発され、1960年代以降、先進国で急激に消費が増えたフロン類です。 フロンとは一般的にフルオロカーボン(炭素とフッ素の化合物)のことを言い、冷蔵庫やエアコンの冷媒として開発されました。
代替フロンをそのまま利用する場合に比べ、温室効果は低くなるが、フロン排出抑制法では代替フロンに分類される。
便利な物質として多用されてきたフロンですが、1970年代、フロンをそのまま大気中に放出すると、地球の大気圏を取り巻くオゾン層を破壊し、地球環境に悪影響を及ぼすことが分かりました()。
「フロン類」に含まれる化合物 フロン排出抑制法が対象とする「フロン類」とは、フルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)の総称で、次の3つの化合物を指しています。
7【旧冷媒】 ・HCFC(R-22) 【新冷媒】 ・FC(R407C) ・HFC(R410) ・HFC(R32) 現在使用されている冷媒は、地球温暖化係数が低いR410,R32といった、より環境負荷の少ないフロンガスが中心です。
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冷媒番号は一般に、Refrigerant(冷媒)の頭文字Rで始まり、Rの次に2から4桁の数字と英添え字で表される。 決してそのようなことではありません。 同条約では、締約国による、 ・温室効果ガスの排出及び吸収のインベントリ(目録)の作成 ・具体的対策を含んだ計画の作成・実施 ・温室効果ガスを削減する技術等の開発普及等に関する計画の推進 ・森林等の吸収源の保護拡大に関する対策の推進 等の共通のコミットメント(第4条)を規定しています。
そして買い替える際は、なるべく環境への影響が少ない製品を選ぶよう心がけることも重要です。
HFC32はHFC410Aと比較して、温暖化係数が低く、エネルギー効率が優れていることから、温暖化効果ガスを 抑制できます(HFC32は、微燃焼性があり取り扱いは注意を要します) ・R32冷媒の特徴 家庭用ルームエアコンに、2012年11月より、ダイキンが一部の機種に、HFC32(R32)の冷媒ガス品を発売してから 他のメーカーも追従して発売されてきました。