スマート社会のなかで、人に寄り添うロボティクスが支える、安心で、快適な生活の実現を目指しており、1,000億円規模の事業となっている実装機や溶接機などの製造現場向けの機器だけでなく、これらで蓄積したロボット技術を活用して、サービス、介護・医療、農業、インフラなど、幅広い開発を進めている。 今後のロボット開発の方向性は、日常の基本動作をEnrichするロボットになる」とし、「たとえば、人間の活動のなかで、歩くということを再発明をしたらどうなるか。
ロボティックベッドは全方向移動機構をもち、直感的な操作ができる。
パナソニックは、コロナ禍で家で過ごす時間が増え、人と直接会わない生活様式が日常化していることを背景に、心の豊かさにフォーカスしたNICOBOと共に暮らすライフスタイルを提案する。
予め記憶した地図情報に基づいて走行するため、走行のための設備は不要。
6これまでに松下記念病院の薬剤部で2009年2月2日~3月31日まで実証実験された。
各部材はできるかぎりコンシューマー製品を使うようにしたという。
・充電台周辺の部屋の形状をもとにマップの向きを決定しています。
寝たきりからの開放と、介護者の負担軽減も可能な介護・自立支援ロボットだ。
東京・浜離宮のPanasonic Laboratory Tokyoに設置した「Robotics Hub」 Robotics Hubは、ロボットに関する技術の共有化と活用、社内および社外との連携を進める拠点に位置づけており、具体的な活動として、千葉工業大学、東京大学、東北大学、奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学、早稲田大学の6つの大学とともに、生活支援や身体拡張、ロボット家電など、それぞれにテーマを決めて共同研究に取り組む。 また駆動部分だけを外して車椅子にワンタッチで付けられるなど、多機能性を実現している。
自律搬送ロボットHOSPI HOSPIは薬剤や検体の搬送を自動で行う自律搬送ロボット。
ロボットハンド ハンドの内側 MEMS技術で作られたせん断力を計測できる3軸の触覚センサーが指の腹部に張られている 指の根元のモーターで2関節を駆動 指を一番曲げた状態 伸ばした状態。
製造分野ではセル生産と自動化技術で生産性向上、省エネを狙う。 すぐに動かし評価し合い共創できる環境の整備・提供し、くらしをアップデートするロボティクスの社会実装を推進し、安心で快適な生活の実現していく。
9「自分の世界を持つ」(左)と「かわいいいきものらしさ」(右)(クリックで拡大) 出典:パナソニック 「かわいいいきものらしさ」では、動物型でも人型でもなく、「引き算の美学からくるシンプルで柔らかなフォルムを目指した」(増田氏)。
「まずこのロボットの市場性を検証しようと考えた。
この機器を使うことで普通の車椅子が電動アシスト車椅子に変わることができる。 院内搬送ロボット リネン搬送ロボットの発展型で自分で地図を作り障害物も回避する 天井のマーカー 【動画】人をアシストするだけでなく将来は完全自律も目指す 将来は傾斜でも傾かずに搬送することを目指す。 パナソニックは、人と共存するロボットとして、ロボット掃除機「ルーロ」、病院内で薬や検体を自走して運ぶ「HOSPI」やロボット介護機器「リショーネ」を発売。
また、顔の真ん中にある大きな目や柔らかいボディーなど幼児図式の要素でかわいさを表現し、思わずなでたり、抱っこしたりしたくなるという。
高齢者や身体の不自由な方々がいつまで安心して活動的な自立生活が送れるようにというコンセプトでつくられた。