弁護士団体「自由法曹団」は19日、今回の警察の対応は「公権力が、有形力を行使して時の権力者に対する批判を強制的に封じ込めることにもつながりかねない」として、「民主主義を守り、政治的言論の自由の保障を求める立場から、今回の北海道警警備部の対応に対して厳重に抗議するとともに、全国の警察等の公権力に対して政治的言論に対する干渉を行うことのないよう強く要請する」と抗議声明を発表している。 ヤジをめぐっては、札幌以外でも話題になった。 九州・沖縄• 札幌市の男性を排除した道警は取材に対し、当初は公職選挙法が定める選挙の自由妨害違反(演説妨害)の疑いがあると説明していた。
10「近くに警察官がいると思いますので、こういう選挙妨害をするような人たちが集まって実際に妨害が始まったらすぐに110番して頂いても構わないと思います。
一体、何の法的根拠があって、警察は市民を排除したのか。
道警警備部は取材に対して「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明したとのことだ。 その動画は、15日に北海道のJR札幌駅前でおこなわれた自民党の街頭演説会を撮影したもの。
13公選法は「選挙の自由妨害」の一つとして「演説妨害」を挙げる。
動画の後半 1:27~ に出てくる大学院生は、ツイッターの呼びかけで集まり「抗議活動することを知っていました」と言っています。
前項の罪を犯すため多衆集合し当該公務員から解散の命令を受けることが三回以上に及んでもなお解散しないときは、首謀者は、二年以下の禁錮に処し、その他の者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。
少々のヤジは、演説それ自体を妨げるものではないからだ。
これは演説妨害なのでしょうか? 公職選挙法225条の演説妨害違反 公職選挙法(選挙の自由妨害罪) 第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮こ又は百万円以下の罰金に処する。
写真では、拡声器を持った男性のまわりを4人の制服警官が取り囲んでいるのだが、そのツイートでは〈警察に抗議したら刑事さんが出て来て憲法で保障されているとバッサリ〉と記述されている。 「交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき」と定められている。 近畿・北陸• また年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた。
10これはどう考えてもおかしい。
本サイトは16日、北海道警察本部に取材を申し込んだが、同広報課報道係の担当者は「取材には応じられない」という返事。
JR札幌駅前の男性も、やはり札幌で警察に排除された女性も、いずれもひとりで声をあげていたと見られるし、今月7日におこなわれた東京・JR中野駅前での安倍首相街頭演説でも、声をあげている人の姿は多く見られたが、あらゆる場所で個別にヤジが起こっていた印象だ。 私人逮捕を行った場合は、直ちに地方検察庁・区検察庁の検察官、又は司法警察職員に引き渡さなければならなりません。 警察の責務は警察法2条で示すとおり、公共の安全と秩序の維持に当たることです。
1このようなケースで考えられる警察の強制力は、警察官職務執行法5条が定める犯罪予防のための警告・制止です。
道警が忖度するのは当然。
「地元警察は演説場所周辺で安倍氏に対する万が一の攻撃に備えて警護をしているはずです。 警察が動かないのは、『権力=悪』という構図で、警察の行動をマスメディアが報道することがわかっているからでしょう。 駅前には広場があり、総裁が応援に駆け付けたということで100人単位の聴衆が集まった。
17朝日新聞がこのような書き出しで、街頭演説でのヤジについて記事にしています。
数多くの選挙に立候補し、街頭で多くのヤジを浴びてきたマック赤坂さんも「秋葉原のようなコールは絶対にダメだ。
演説を聞いて欲しいなら『聞いてくれ』と言えばいい。 だが現場では、警察官は声かけすることなく市民を取り押さえていた。 刑事犯罪にならないようなことを、公職選挙法225条で引っ掛けようというのは本末転倒でしょう」 ようするに、産経などの御用メディアは、正当な表現行為である市民による批判の声を封じ込めるため、そして強制排除を正当化するために、「組織的な演説妨害」「刑事罰の対象になる」などと脅しているのだ。
3ようするに、安倍首相や政権与党である自民党に反対するプラカードやヤジだけが取り締まりの対象になっているということではないのか。
「演説を妨害したということで、排除されたり、拘束されたりするというのは明らかに行き過ぎだと思いますね。