マジヤバいかも。
6.思し疑へ=「思ひ疑へ」の尊敬語。
㋜推量㋑意志㋕可能㋣当然㋱命令㋢適当のおよそ六つの意味がある。 」と、やうやう、 天 あめ の下にも、あぢきなう人のもて悩みぐさになりて、 楊 やう 貴 き 妃 ひ のためしも引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにて交じらひ給ふ。
3『源氏物語』は大勢の女性と逢瀬を重ねた貴族・光源氏を主人公に据え、平安王朝の宮廷内部における恋愛と栄華、文化、無常を情感豊かに書いた長編小説(全54 敬意の方向について 源氏物語「若紫」で、「さるは、限りなう心を尽くし 1 聞こゆる人に、いとよう似 2 奉れるが、まもらるるなりけり、と思ふにも涙ぞ落つる。
父の大納言は亡くなって、(桐壷の更衣の)母である大納言の北の方は、昔気質の人で教養の 源氏物語の光源氏の誕生の内容を分かりやすく教えてください分からなくてとても苦戦していますお願いします 父親は、桐壷天皇(とは書いてないのですが、上皇のときは、桐壷院といっていますから、多分、桐壷天皇でしょ (光源氏の誕生) 「黒=原文」・「 赤=解説 」・「 青=現代語訳 」 原文・現代語訳のみはこちら源氏物語『桐壺』現代語訳(1). 「ど」がなければ、 「給ひける」となります。
はじめより、我はと 思ひあがり 給へ る御方々、 思ひあがり=ラ行四段動詞「思ひあがる」の連用形、自負する、気位を高く持つ 給へ=補助動詞ハ行四段「給ふ」の已然形、尊敬語。 帝は、別の女御(=弘徽殿の女御)との第一皇子がいたが、桐壺の更衣との子をこの上なく大切にした。
頼み=マ行四段動詞「頼む」の連用形、頼みに思う、あてにする 聞こえ=補助動詞ヤ行下二「聞こゆ」の連用形、謙譲語。
良い方法を教えて下さい。
珍しいほどすばらしい皇子のご容貌である。
「北山の垣間見」や「若紫との出会ひ」、「若紫の君」とする書籍もあるようです。
(光源氏の誕生) 「黒=原文」・「 青=現代語訳」 解説・品詞分解はこちら いづれの 御時 おおんとき にか。 前の世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる玉の 男 をのこ 皇子 みこ さへ生まれ給ひぬ。
15世の話の種にもなってしまいそうなおふるまいである。
源氏の君はまだ幼いが、美しく可愛らしい若紫(紫の上)をみて、どことなく想い人に似ているようで、どうしても若紫のこと (若紫との出会い) 「黒=原文」・「 赤=解説 」・「 青=現代語訳 」 原文・現代語訳のみはこちら源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(3). 桐壷=名詞、桐が壺(中庭)に植えてある部屋 なり=断定の助動詞「なり」の終止形 (桐壷の更衣の)お部屋は桐壷である。
」と、やうやう、 天 あめ の下にも、あぢきなう人のもて悩みぐ になって、楊貴妃の先例も引き出してしまうに違いなくなっていき、とてもきまりの悪いことが多いけれど、 さになりて、 楊 やう 貴 き 妃 ひ のためしも引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど、 (桐壺の更衣は)恐れ多い(帝の)ご愛情が例をみないほどなのを頼りにして宮仕えをしなさる。
6直後の「給ひ」も同様。
ここでの意味は、「かえって桐壷帝の寵愛をいただかない方がよい」という感じである。
「由(名詞)/ある(ラ変動詞の連体形)」 に=断定の助動詞「なり」の連用形、接続は体言・連体形 父の大納言は亡くなって、(桐壷の更衣の)母である大納言の北の方は、昔気質の人で教養のある人であって、 親 うち 具 ぐ し、さしあたりて 世のおぼえ 華 はな やか なる御かたがたにも いたう劣らず、何事の儀式をももてなし 給ひ けれど、 うち具し=サ変動詞「うち具す」の連用形、備わる、そろう、従う、備える、「うち」の部分は接頭語であり訳す際にはあまり気にしなくてもよい 世のおぼえ=世間の評判、「世/の/おぼえ」 華やかなる=ナリ活用の形容動詞「華やかなり」の連体形、はなやかである、栄えている、きわだっている いたう=ク活用の形容詞「いたし」の連用形が音便化したもの、良い意味でも悪い意味でも程度がはなはだしい 給ひ=補助動詞ハ行四段「給ふ」の連用形、尊敬語。 本文いづれの御時にか、女御・更衣あまた 1 候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 二つとも尊敬語だね。
19それでもやはり。
作者からの敬意 給は=補助動詞ハ行四段「給ふ」の未然形、尊敬語。
後見のない人物に対してはよせが軽いという 第一皇子は、右大臣の娘(=弘徽殿の女御)がお生みになったお方で、世間の信望も厚く、 疑ひなき 儲 もうけ の 君 きみ と世に もてかしづき 聞こゆれ ど、 儲の君=名詞、皇太子。
adsbygo 世にまたとない、気品があり清らかで美しい玉のような皇子までがご誕生なされた。