コロナが原因で招いた災難を指します。 「 禍福は糾える縄の如し」という成語で使われる言葉です。 というニュースも多く目にしました。
笑 とにもかくにも世界中に広まる「コロナ禍」、早く終息することを願うばかりです。
一体どれが正しいのでしょうか… もしかすると、両方正しいのかもしれません。
<使用例>「禍々しい出来事にも、必ず終わりが来ます!」 文字、音ののイメージが強烈ですが… 「禍」という字には「禍(まが)」という読み方があります。 時候の挨拶も漢語調ではなく口語調に。 古来、日本では大禍時(おおまがとき)とは大きな災難にあったり、魔物に会う時間として恐れられていました。
16私たちがよく使う漢字の『過』(か) 過去や過ごすなど、普段の生活でもたくさん目にします。
厨二病患者なら間違えないのにね。
禍の漢字は常用漢字としては、訓読みが定められていないのです。
禍という漢字は 音読みで 「 カ」と発音し、これで「コロナカ」です。
過去の新聞紙面では、(麻薬性物質の)オピオイド禍、アスベスト禍など辞書では見つからないさまざまな「〇禍」も出てきていました。
とりあえず、読み方を調べてみた。
まさに新しい日本語が誕生した。
NHKのニュースでも、本文のなかではあまり見られませんが、タイトルの画面上の表記では、しばしば使われてきた表現です。 新型コロナウイルスによる感染拡大は、まだまだ予断を許さない状況が続きますが、新型コロナウイルスによってもたらされた「災い」についても、働き方や暮らし方をうまく変えて幸せに転じるよう心がけ、時が経ったときに、コロナ禍がきっかけでよいこともあったと思えるように、日々を過ごしていきたいものです。
120 朝日新聞「天声人語」) 「 コロナ禍は気候変動を巡る国際交渉のゆくえにも影を落とす。
とはいえ、それでも「〇禍」は「禍」でなければおかしいと感じる人が圧倒的に多く、仮に混乱という意味を込めてあえて「〇渦」を使ったとしても、読者には伝わりにくいうえ、書き間違いだと思われたりすることは避けられません。
あの日経新聞の記事でさえ、一時は間違った表記で掲載されていました。
「禍」と「災」の違い 「禍」と似た意味を持つ言葉として「災」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
渦(うず)じゃありません! 禍(わざわい)が正解です。
夕日が沈み、薄暗くなる時間帯は不吉な時間帯として、恐れられていたのです。