鳴瀬 晴海(なるせ はるみ) 第四高校の三年男子生徒で、雫の母方の従兄にあたる。
達也が試合で服部相手に使用した無系統魔法の仕組みを一目で見破るなど、分析能力にも優れている。
第11巻 来訪者編 P63 四葉家は、数の上で七草家や一条家に著しく劣っている。
母親は翻訳家。
深雪と同じクラスの北山雫、光井ほのか、達也と同じクラスの千葉エリカ、西城レオンハルト、柴田美月らと兄妹は親しくなり、しばしば行動をともにするようになる。
內容相當於小說《南海騷擾篇》。 本人はフルネームや刑部ではなく範蔵と呼ばれるのを拒んでいるが、真由美には「はんぞーくん」と呼ばれている。
また、通学用に東京に借りている住まいにたびたび妹の茜と劉麗蕾の訪問を受けており、国防軍からはほぼ公認状態の交友となっている。
この戦果が原因で、世間では彼の能力を大学で遊ばせるのは国難だとして引き続き金沢の研究所にて研究を続けさせるべきだという声が挙がり、本人も悩んでいたが、将輝が魔法大学に進学すると聞いて自らも魔法大学への進学を決めた。
現在は四葉本家の離れで暮らしている。 バランス大佐やリーナに匿名で暗号メールを送り、主犯のジード・ヘイグ 中国名 顧傑 グ・ジー の仕業だと情報を流す。 祖父である烈を尊敬し、戸籍上の従姉にあたる響子とは他のいとこの中でも特に仲が良い。
彼女もその例に漏れず、対物戦闘能力は摩利をも凌ぎ、陸上兵器相手なら十師族の実戦魔法師に勝るとも劣らない戦闘能力を発揮する。
2097年7月8日にて、達也からトゥマーン・ボンバの基幹技術であるチェインキャストを利用した広域型爆裂の魔法式の提供を受けた吉祥寺が完成させた戦略級魔法『 海爆 オーシャン・ブラスト 』によって新ソ連の高速艦十二隻を吹き飛ばし、日本で二人目の国家公認戦略級魔法師として認定される。
深雪や美月などと比べて一番プロポーションがいいかもしれない、と表現されている。 ヘイグに対する日本の警察をも巻き込んだ包囲網が敷かれる。 風紀委員長(2095年10月〜2096年9月)。
11初めて会った深雪を「理想のお姉さま」と崇拝以上の好意を寄せ、深雪からは内心で敬遠されるほどの熱烈ぶりを見せた。
四葉真夜のエージェントとして折衝や工作も行い、中学3年生という若さながら情報収集や交渉術に長け、バランス大佐や九島烈を相手に任務を達成している。
分家の当主たちからは、自分たちが深夜の気持ちも理解せず身勝手な願望が生み出した忌子として忌避され、周りの使用人たちには徹底して魔法力の低いだけの存在であると認識させてきたが、同世代の四葉家分家の跡継ぎ達からは親の世代に反して、能力等から概ね好意的に受け取られている。 秘密裏に活動している破壊工作部隊や暗殺部隊を闇から闇に葬る仕事は「数字付き」の中で四葉家が最も長けているという評価もある程だ。
19兄が四葉家や第一高校で不遇な扱いを受ける状況を常に憂いており、次期当主になることで兄の立場を改善できるという期待をもつと同時に、兄以外の男を婚約者として迎えなければならないことへの嫌悪感との板挟みに苦しんでいたが、2097年の慶春会にて正式に次期当主として指名され、さらに達也との婚約を真夜から発表される。
その一件から英美と親しくなる。