当時から箔をつける留学先は欧米なので不思議だったが、本著で父がカイロに進出した影響と知った。
それが『女帝 小池百合子』の著作につながっているようです。
で、そのツケは熱狂的に支持した有権者の涙で償われる、と。
そして太陽はあなたにまぶしすぎなかったか、と聞くだろう。 もちえろん、アメニティグッズではなく、食器やハンガーなど。 これはうちの母と祖母という超少数かつ偏ったサンプルなので大放言レベルでしかないんだけど、土井たか子さんを高く評価する人は小池百合子さんへの評価が厳しめな気がする。
19Amazonの評価は、なんと4.5! 内容は、Amazonの紹介文によると、 コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。
彼女の人間としての在りようを問題視している。
だって、バレちゃうからね」 7年後、小池は初の著書を出版するが、早川のことには一行も触れていない。 自分の意見ではなないと言うことができますし、取材先を隠すものなので発言者は特定することも出来ないそうです。
私だったら、「この人はとんでもない人だ。
また、併読本を調べてみると、発売直後ということもあり、「月刊文藝春秋」を定期的に購入している人が多くみられました。
小池氏のエジプト・カイロ大への留学や、政治家となってからの言動など数多くのエピソードが盛り込まれており、石井さんがあとがきで「ノンフィクション作家は、常に二つの罪を背負うという。
本書のすごみは、こうした小池氏の言動や変節を丹念な取材によって塊にして見せることで、政治家としての資質を問うていることだ。
また、そういう人って自己アピール上手いから、結構騙される人多いんですよね。 キャスターから政治の道へ、男性社会にありながら常に「風」を巻き起こし、権力の頂点を目指す彼女。
12しかも首席』という肩書を掲げて今日の栄光を勝ち得た訳ですが、私は彼女の自分語りを、あたかも真実のように報道している日本という国のメディアの浅薄さを感じずにいられませんでした」 石井氏はカイロに飛び、当時の手帳、メモ、資料をすべて譲り受け、現地で調査。
「女性初」の称号を獲得してきたこの政治家のしてきたことは、いったい誰にとって得だったのか。
4月に開かれたオンラインシンポジウム「今こそ『小池百合子論』 フェミニストが語る女性と政治」で、元衆院議員の井戸まさえさんが「小池さんの黒さが読み取れる」と語っていた本だ。 一見魅力的な人物にみえる。
17それがこの人の正体だと分かる。
なぜ、小池百合子さんが都知事になるに至って口を開いたのか。
相変わらず「女同士の闘い」「女刺客」「女の敵は女」「女性なのに」「女性だから」「女性にしては」と言われ、メディアも私たちも横並び主義で、言うべきことをはっきり言えず、核心に迫る問いや追及ができず、長いものには巻かれろ、力や監視で威圧され、上下関係や権力やしがらみの中で萎縮し言葉を濁し沈黙する一方で、言いやすい相手には過剰な言いたい放題でサンドバッグのように叩きまくる。 171• しかし、タイトルはこれで良かったのかなあ。
11で、築き上げた「出来る人」イメージで今度は都知事選に打って出る。
二〇一六年夏、日本の首都は異様な熱気に包まれていた。