インフォネクストあい登場 バイトはじめる()• そこにホテルで働いている、というか、いつもウロウロしているスカ爺がやってくる。 第76回 該当作品なし• 日本語にこだわり、ユーモアも感じられる歌詞には、後の作家業への萌芽が感じられます。 デビュー作にして町田康の大傑作• 『記憶の盆をどり』講談社 (2019年)• でも、僕がいたところというのはパンクとかロックとかで、音楽というより生きかたとか物の考えかたとかカウンターカルチャーでした。
7さあ、どっちの上司が嫌かというとどちらも嫌だが、どちらかと言えばときどき警告を発してくれた方がよい。
『耳そぎ饅頭』マガジンハウス(2000年)のち講談社文庫• 第121回 該当作品なし• それが読者に伝わったら、それは面白いことなんじゃないかな。
私事で恐縮だが、この小説と同じように、湖畔に建っているホテルの息子が友達にいて、そのホテルで毎年恒例のディナーショーが行われるとき、人手が足りず、何度か手伝いに行ったことがある。 単純に好きなことだけを書いたエッセイとは異なり、いきいきとした猫たちの描写はさすがといえます。
17愛猫たちとの日常や、もはやどちらが飼い主なのかわからない視点で進むエッセイ、やはり町田康の鋭い観察力で紡がれる文章も楽しめます。
『猫とあほんだら』講談社(2011年)のち文庫• というのはまあよいとして、とにかくさほどに我慢強い肝臓が、「ちょっと無理かも」と言っているのだから普通だったら酒をやめるはずであるが、果たして私はどうしたのだろうか。
「酒を呑んでいた自分ってなんなんだろう」とか「酒をやめるってなんなんだろう」とか、自分で考えながら書いていく感じです。
町田康のパンク精神が前面に出た作品が多く、人を選ぶ作品も多いですが、町田康ワールドの深さには驚かされます。
ハウツー本のように、辞めるための本ではなく、あくまで自分の経験を書き連ねた内容が、誰もが経験のある酒にまつわる失敗の記憶からか、やけに心に染みる名作だ。 あれ?なんか偉い人たちって窮屈。 とはいえ、酒飲みが酒を断つことはできるのか? 禁酒によって人は何を得て、何を失うのか? 30年間、毎日酒を飲む生活を送り、4年前に酒をやめた作家・町田康さんは、『しらふで生きる 大酒のみの決断』(幻冬舎)に、禁酒の顛末を綴った。
『令和の雑駁なマルスの歌』U-NEXT (2020年) 詩集 [ ]• そこまでは良かったのですが、そのバンドに対する想いが二人は違った事で口論になり、最後には布袋寅泰さんが町田康さんに手を上げてしまったという。
虜になったら、是非「告白」「宿屋めぐり」の超ヘビーな町田文学を読んでほしいです。
『土間の四十八滝』メディアファクトリー(2001年)のちハルキ文庫• 厚生労働省の調査では、「ほとんど飲まない・飲めない」人の割合は07年と17年を比べると、20代男性が約4割から約5割、30代男性が約3割から約4割へ増えた。 自分が書いた日本語の抑揚に、知らないあいだに寄せて行ってしまうんですよ。
3第92回 「青桐」• 第128回 「しょっぱいドライブ」• 第145回 該当作品なし• あと、最近はツイッターとかで反応が見られるんだけど、「呑みながら読んだらけっこう楽しかった」っていう人がいましたね。
せめて権現に参拝して帰ろうと思い進んでいくと、中年の女がパンを手に持ち1人で喋っている姿を見かけます。
もう、飲みたいと思うことはないですか? 町田:今はまったく飲みたい気持ちはないですね。
自分の飼い猫のファンシーさを確かめる、という目的がこの本にはあるようで、なんともこの一文だけで笑ってしまいます。
宿屋めぐり• その大伴の思想を誰よりも深く理解し、また実践してきたおまえがなにをバカなことを言っているのだ。
4『踊る太陽』(「こいよ」作詞、2003年)• 午後、病院」などと何日間か通院を告白。
それでも「読ませてしまう」のが町田康のすごいところ。