事業状況 エクソンモービルの株価は年初から半値の水準に下落したものの、時価総額は1,447億ドルと、ダウの約4倍にのぼります(いずれも執筆時点)。 同社は今後も厳しい状況に置かれるため、厳しい業績が続くと思われます。 今後の株価の見込みについて分析です。
10The Motley Fool 関連ニュース• サウジアラビアの増産も相まって原油価格が下げ止まっており、エクソンモービルの株価も冴えないですね。
高い配当利回りで、37年連続増配という銘柄ですが、減配リスクもくすぶるなど、ちょっと手が出ないですね。
しかし、これから数十年間は石油の需要はあると思いますし、現在の原油価格もいずれは元に戻ると考えてます。 本記事ではエクソン・モービルの最新決算である2020年第2四半期決算の情報と今後の株価の推移等について見ていきます。 四半期ベースの赤字は32年ぶりということで、原油価格の急落による経営悪化は当面続きそうです。
8なお、直近では2001年に2:1の株式分割が行われています。
しかし、石油市場を見た場合、業績の回復も時間がかかるかもしれません。
は米国における大手石油メジャー企業であり、配当利回りは高く増配年数も30年超えていることから高配当株投資家にとっては人気のある銘柄です。 しかし、アジア地域でのEC事業展開は苦戦が続いており、また期待されているクラウド事業も世界シェア首位の座から陥落。 借入金の増額による増配維持は十分可能じゃが経営陣の判断次第 【株価見通しは?】• また、負債水準を一定に抑え、設備投資をコントロールできています。
12同社は2020年に営業費用を5億ドル削減することを目標としており、進捗は順調です。
技術革新の恩恵を必ずしも株主が受けられるとは限らない。
とはいえ今後暫くは借入金を増額していくことで配当金を賄う必要がでています。 以下の通り、有利子負債はうなぎのぼりに増加しています。 現状は借入金から配当金を拠出している状況が続いている• 45%(最高20米ドル)が基本です。
16続いて同社株価の今までの推移について見ていきます。
詳細 続いて同社決算をセグメント別に見ていきます。
プロフィール. EPS=希薄化後EPS)。 コロナショック後に明らかに業績が悪化しているのがわかりますね。 37年間増配しているので、高配当を好む日本人投資家には絶大な人気を誇る米国企業です。
9ただエクソンモービルの株価がここまで急落したのは、サウジアラビアがOPECやロシアとの協調減産交渉の決裂を受けて、2020年3月に突如原油増産を発表し、原油価格が大きく下落したことも要因の一つです。
2Bが大きく響く• 主な収益源は石油・ガスの開発・生産です。
同日に決算を発表したロイヤル・ダッチ・シェル社は増配を発表したことにより株価の上昇が見られましたが、市場予想を上回る業績を残したものの、その他に市場参加者に希望を見せるような発表を行えなかった同社の株価は軟調な推移をしました。 同社は設備投資全体の30%にあたる100億ドルと、営業費用の15%超の削減を目標としているが、今回の発表はその目標に沿った内容となっている。
20上流事業(原油・ガス採掘):10%• また同社が展開するブランドとしては、EssoやEXXONなどが挙げられます。
参考にしないのが得策と言えます。
Copyright The Motley Fool Japan 2020. >> なお、モトリーフールの特徴や無料メルマガのメリットについては以下の記事にまとめています。 その理由について分析です。 ダウ構成銘柄であるアップルが株式分割することでITセクターの構成ウエートが大きく低下することから、セールスフォースを採用したもの。
142012年は18%の増配率を記録し、その後の増配率は近年落ちてきていますが、増配はしっかり行われています。
80億ドルの赤字となっているため、前四半期よりも業績は改善されていると言えるでしょう。
原油価格の上昇で恩恵が受けられる石油関連企業の銘柄を検討しはじめ、財務の健全性が高いエクソンモービルへの投資を最有力候補にしている。
対照的に、エクソンモービルは極めて困難な市場環境下で多額の設備投資を行っており、第2四半期末における長期負債は695億ドルと、2019年第4四半期末の469億ドルから急増しました。