両腕が生えちゃった!? 自由すぎるミロのヴィーナス
その真意がわからないのです。 その高慢な人相、顔の輪郭の調和、冷ややかさは、前5世紀の美学の名残である。 自分と比べてみたり、グラビア・アイドルと比べてみたり…ということができるわけです。
その真意がわからないのです。 その高慢な人相、顔の輪郭の調和、冷ややかさは、前5世紀の美学の名残である。 自分と比べてみたり、グラビア・アイドルと比べてみたり…ということができるわけです。
（前の東京オリンピックの年ですよ～！！） でもですね 長旅だったし 当時の輸送技術もアレだったもんで ちょっとだけ壊れちゃったそうで 急いで修復して展示したんですって。
長い間風雨に晒されてきて 薄汚れていたのか 結構 頑張って洗っちまったらしいんですけども。
…それはさておき、ミロのヴィーナスは現代の女性の理想体型よりややぽっちゃりなんだぞ。 ここは創建当時 又は人々の信仰を集めていた頃 納められていた宝物も あの壮麗な建造物も 極彩色に塗られていたかも…というもの。 『手の変幻』は今でも手に入れることができます。
2これ以外で頭部が残っているのは、すべてコピー像です。
家族への愛情と友人への愛情のどちらが大事か、なんて話がナンセンスであるように、違う存在に抱く愛情というのは、質がもはや違うから比べようがない。
, The Aphrodite of Knidos and Her Successors, A Historical Review of the female Nude in Greek Art, University of Michigan, 1995, p. 何をやってんだか…！ ですが 結果的にはこの没収が 「ヴィーナス像」にとって 幸運となるのでした。 - この項目は、・に関連した です。
8後世の者たちに「黄金比」とまで言わしめる程の 完成度なのに 腕を作らないとか…あり得ない。
その裸体は、細かく凹凸を際立たせて掘られた衣紋の光と影の効果と対照的である。
パリのルーブル美術館に展示されている「ミロのヴィーナス」。
普通の評論家ならばここまで書き込むことはありません。
これには首もありません。
あのプロポーションが「ぽっちゃり」だとしたら、女性として、こんなに 恐ろしいことはない…。
ブラジャーがある現在に、ミロのヴィーナスを作り直したら、どんなプロポーションになるのでしょうか…？. 高さは203cm。 、『』監修、訳、創元社〈「知の再発見」双書 46〉、1995年3月。
16実は発見された時にリンゴを持った左手が付いていたという説もあります。
そこまでいくと、想像力はまた別次元だったのでしょう。
本文から十二字で二つ「…こと」に接続するように抜き出せ。 , Les sculptures grecques, II, Paris, 1998, p. 絶妙のバランスを保った永遠の輝きをそこに表したのです。 普通ならば両手を失っていることは大変なハンディです。
2「豊潤」というイメージのあるミロのヴィーナスの体型が実はBカップ相当だった、というのは意外で面白い話です。
エーゲ海、南西部に位置する島・ミロス島。
ちょうど担当している講義で古代ギリシャ美術をやっていたので、そこでは《ミロのヴィーナス》が傑作かどうかには諸説あるとして中村氏の意見も紹介した。 そう思った時「ミロのヴィーナス」が 豪華な装飾や上等な衣装をまとった姿で 頭の中に再生されたんですよ。
そんな人間が根源的に持っている感覚や感性。
その後 仏人の海軍提督ジュール・ デュモン・デュルヴィルという人が この像を見てピコーン！ その価値を即座に理解しました。
左の手が二の腕くらいまで残っています。
遠くを見る小さい眼、高い鼻（鼻先は修補）、特異な口角の上がりを見せる小さな唇、小さい顎・・・・・この神の気品と人間的な個性との結びつき、恐らくそこから来る一種ヒロイックな感じが（たとえヘレニズム末期ではあっても）原作のみがもつ大理石の肌理の美しさと相俟って現代人の心を捉えるのであろう。
