ノルウェー国立食品漁業養殖研究所(Nofima)が開発した技術をもとに、各種研究機関や日本農産工業などと提携し、畜養ウニのプロジェクトを世界規模で行なっています。 ただ問題がひとつありました。 このFoodTechの波が、現在漁業にも訪れている。
6独自の蓄養技術を持つウニノミクスが技術提供を行い、8〜10週間かけて慎重にケアを行いながら、クリーンな環境で餌をたっぷりと与えて「青い森のウニ」へと成長させています。
神恵内(かもえない)村は、北海道積丹半島西側の日本海に面した漁村です。
また安さが売りでもあった輸入品も価格高騰が続き、今や国産と変わらない価格帯で取引されています。 栗田助教は昨春、九州大に赴任し、ムラサキウニでもほぼ同じ結果を得た。 一般のウニの養殖現場では、餌となる昆布を与え続けると食べ飽きてしまうので、間に違う餌を挟んでまた昆布を与えるそうです。
8もし資源がなくなってしまった時にどうなるのか。
ビジネスホテルが家なので、いつかはビジネスホテル情報をまとめようと画策中。
神恵内村のウニはとても美味しいのですが、漁期が短く6月半ばから8月で終わり。 それが今はウニの餌として利用できるようになりました。 放置竹林のタケノコで、磯焼けした海のウニを養殖する技術を九州大が開発している。
16また旨味成分を含まない廃棄野菜を与えても市場で評価される美味しいウニは育ちません。
磯焼けした海のウニはやせていて売り物にならず、駆除して捨てている地域もある。
・画像認識およびセンシング技術を活用して水槽内のウニの個数やサイズ、健康状態、外傷の認識、管理レポート作成などを自動化し、AI搭載ロボットによる自動給餌と自動選別・仕分けを可能にする「ウニ陸上畜養トータルソリューション」の構築を行う。
魚肉や魚油は使用していない 畜養前の磯焼けのウニ 左 と畜養後のウニ 右 の比較。
長昆布、厚葉昆布、猫足昆布、棹前昆布などのさまざまな種類がありますが、「浜中昆布」としてブランドとなっています。 また、生の海藻や乾燥コンブ、ブロッコリーを与えた場合より、キャベツだけを与えた場合の方が身入りが良く、甘味成分のグリシン含量も多かった。 その他にもパンの耳やおからとか、いわゆる食品残渣(ざんさ)ですね。
また、ウニの品質は実際に割ってみないと分からないのですが、生産管理を一定化すると同じ品質のウニが養殖できる可能性があります。
また、翌年には海外のニュース番組でも取り上げていただき、海外からの問い合わせも増えました。
産業規模で採算の合うウニ畜養事業を可能にするのが、旨味成分と栄養が凝縮されたこの独自の飼料による成長の早さと食味のパフォーマンスです。
お話を聞いたのは、 神奈川県水産技術センターの臼井一茂さん。
生物調査などの事業を手掛ける株式会社沿海調査エンジニアリング(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:大塚英治、以下 沿海調査エンジニアリング)、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下 富士通)は、IoTを活用したウニ・ナマコの陸上養殖()の実証実験を北海道古宇郡神恵内村(村長:高橋昌幸、以下 神恵内村)において、4月より本格的に開始しました。
わかりにくいかもしれませんが、海の上に白い物体が見えると思います。
本来あるべき姿をICTでサポートしデザイン 國村 日本の水産業には様々な課題がありますが、養殖産業も漁師さんの長年の経験と勘に基づいて行われてきたために、高齢化と担い手不足、海洋環境の悪化などが原因でこれまでの方法では事業の継続が難しくなっています。 今やキャベツウニとは、ただ単にキャベツを食べさせたウニだけを指しているわけではなく、 海藻以外で育てられたウニという意味でも使われています。
5天然品に依存する飲食店はウニの品質、供給可能量、仕入価格が常に変動するので正確な仕入れ・販売計画を立てることが困難です。
歴史的に漁業で生活してきた村としては非常に残念な状況で、なんとかこの漁業をもう一度再生したいという思いで対策に取り組んでいるところです。