1940年代、既に名の知らていたフリッツ・ヘニングセンとの共同作業により、業界での注目を集め、デンマークの家具販売店もカール・ハンセン&サン社に敬意を示すまでになっていた。
16テーブルウェア• 1962年のことだった。
無垢材とスチールを組み合わせることで、強度な構造ながらもとても軽量なことも大きな特徴のひとつ。
こだわり抜かれた製品ながら、手入れ・メンテナンスが容易 カールハンセン&サン社の製品は、世代を超えて長く使い続けられるようにデザイン、製造されており、より長く心地よく使用するために、きちんとしたお手入れが不可欠です。 ブランドの知名度を高めたのは2代目社長ホルガーハンセン。
まさに理想的なダイニングチェアです。
そして興味深いのが今でも『家族経営』だという事。
美しいだけでなく、肘を置いてゆったりとくつろぐこともできます。 使い込むほどに深みのある茶褐色に変化します。 また、前職の大手張地メーカーの職人としての経験から、良質な仕事を見極める目を兼ね備えていた。
14ウェグナーのデザインは日本人のテイストに合い、たちまち一部でカルト的な存在となった。
ボーエ・モーエンセンの名作テーブル:BM1160 HUNTING TABLE 1950年に開催されたコペンハーゲン家具職人ギルド展にて、「ボーエ・モーエンセン」によって発表された「BM1160 ハンティングテーブル」です。
妥協の無いクラフトマンシップへのこだわり。
カール・ハンセン&サンのダイニングテーブルCH002(オーク材 オイル仕上げ)は、 左右に折り畳み式のハネがついており、用途に合わせて伸び縮みさせることができるのが特徴です。
優れた家具職人であったばかりでなく、商才にも長けたホルガー・ハンセンは、ハンス J. 平行に流れる木目は、インテリアをすっきりとした印象にまとめてくれます。
性能の面でも収縮や反りなどが小さく、狂いの少ないことも魅力のひとつです。
ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られていますが、他にもアルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、モーエンス・コッホ、ボーディル・ケア、安藤忠雄など世界的に知られたデザイナーの家具も製作しています。
素材の強度や耐久性、褪せない美しさ、サスティナビリティ、デザイナーの意向、安全性など、多様な条件に基づいて素材を厳選し、ただ見た目が良いだけという商品とは違う、確かな実力を秘めた商品を製作しています。 天板はテーブルの長さに合わせて木取りしたムク材を使用しており、 木目がより美しく見えるほか全体的にバランスの取れた印象となっています。 座面は板座または張座(皮革・布張り)より選択可能です。
11これまで以上に、デンマークのデザインアイコンをグローバル市場に流通させ、国際的に保存・認知させる事を目的として、その責任を担っている。
天板に幕板がないためスッキリとした見た目だけでなく、座った時にも天板までの空きができるためゆったりと座ることができます。
CH 木材とスチール、異素材のコンビネーションが美しいデザイン。 ヴィンテージ雑貨• フレームはステンレスフレーム、クロームフレーム、スモーク度クローム、塗装仕上げ(色は全6色)より選択可能です。 このようなしくみの楕円テーブルは、ヴィンテージテーブルなどでもよく見かける形ですが、片方だけ降り畳んで使えるのはCH006テーブルならでは。
10ウェグナーがデザインした子供用の椅子「PETER'S TABLE(ピーターズ テーブル)」。
内容はこのCH006に限らず、無垢材から作られる自然仕上の家具の一般的な使用方法等が書かれています。
Yチェアを筆頭に他のモデルもクラシックデザインとして、90年代に注目を集めた。 当時、伝統的な家具職人ギルド展を先導していた著名なコペンハーゲンの家具職人だったフリッツ・ヘニングセンは、デザイナーの肩書きを嫌ったが、家具デザイナーとしても優れた才能を発揮していた。 また、デザインや品質の関係から新材のみを使用し、再生材は使用していないなど、材料への強いこだわりを感じます。
13カールハンセン&サンで特に多く扱いのある木製家具では、使用するすべての広葉樹材を、長年に渡る共同作業で信頼関係を築いた製材所から購入しています。
創業当時の「優れたクラフトマンシップと最新技術の融合」、そしてハンス・J・ウェグナーなどの名だたるデザイナーとのコラボによって得てきた「優れたデザインとそれを正確に再現し得る確かな製造技術」、110年以上に渡って受け継がれてきた「家具製作に対する姿勢」こそが、デンマークが誇る家具ブランド「カールハンセン&サン」の歴史と言えるでしょう。