現実的には政治・文化・宗教などを劇的に変えることは不可能なので、手法として「デジタルトランスフォーメーション」をし、テクノロジーにより人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる、ということが必要だと言われています。 つまり日本とアメリカは、「プラスチックの管理における資源の効率の高い持続可能なアプローチを目指す」とある条項を拒否したと見なされたのです。 斎藤氏は著書『人新世の「資本論」』の中で、SDGsを痛烈に批判している。
SDGsウォッシュ SDGsに取り組んでいるように見えて、実態が伴っていないビジネスのことを揶揄する言葉。
むしろ迷惑なのでなくなってください、レベルですから。
ですが、相手が嫌がる言動を取ったり、何となくゴミをポイ捨てしたり、立場の弱い人に高圧的な態度を取ったりする方は、仮にSDGsに取り組んでもいずれ大きなリスクとなって返ってきます。 PRIとは、このESGに配慮した責任投資を行うことを宣言したもので、2006年にこちらもコフィ・アナン氏が金融業界に対して提唱しました。 以来、アパレル業界、とくにファストファッションブランドにおいては、どういう環境で、誰がつくっているのか、その透明性が重要視されるようになったのです。
10SDGsは現在、さまざまな場所で目にする。
CSR 企業の社会的責任 としてリサイクルや節電など環境への配慮、あるいは地域への貢献、従業員の安全確保などへの取り組みを進める企業が増えています。
Contents• 斎藤氏によれば、無限の経済成長を追い求める資本主義というシステム自体に今すぐブレーキをかけない限り、気候変動が止まらないという。
11ステークホルダーとの協業や、業界団体はさんでの競合とのコラボ・プロジェクトなどになると、SDGsっぽくなります。
あとこれは企業だけではないですが、SDGsの原則も当然ながらおさえる必要があります。
ブラック企業やジェンダー、人種差別などへの問題意識が高まり、企業が追随せざるを得ない状況になってきました。 SDGsの本質とねらいを理解しておらず、真剣に取り組んでいないのに取り組んでいるフリをすることを指す。 そのような状況の中、企業はSDGsをどのようにCSRに組み込み現場レベルで実践できるのでしょうか。
7「人類70億人が…」「世界平和を…」「社会に大変革を起こす…」と言われても、よくわからないのです。
以上のようにアナン氏の提案は、 GCで企業行動を変え、MDGsで各国政府を変え、PRIで投資側を変えるという 3点セットだったのです。
このような仕組みです。 しかし「内容からみて、紹介を誇張しすぎ」「言っていることとやっていることが違う」などの理由で、「結局はやっている『フリ』をしているだけではないか」と感じられてしまうのです。 CSRとしての色が強いのでしょう。
10第三者としては、SDGsをポジティブにのみ語っている(両面提示できていない)企業は、大抵「SDGsウォッシュ」だと思った方がいいですね。
そうすることで、 SDGsウォッシュの批判とは無縁な本質的なSDGsの取り組みが増えることを願います。
本来のグリーンプロジェクトとは、国連の定めたSDGsの17の目標のうち、13番目にあたる「気候変動」に力を注ぐプロジェクトです。 近年、これと同じ文脈で「SDGウォッシュ」が使われるようになっています。
18例えば、過去にナイキのベトナム工場で児童労働させていたことが発覚したことがあり、その際のナイキ商品不買運動により、アメリカでの売り上げが1年で7割も減少しました。
それはSDGsのような世界全体で解決すべき問題に対して、達成に資する活動をする企業の商品は買われ、逆行する企業は淘汰されていくからです。
例えば、 金融機関が「CO2削減に取り組みます」と言って節電や緑化をしたところで、一方で石油や石炭を大量に燃やす企業に大規模融資をしていたらどうでしょう。 数値的な根拠もなく、曖昧な表現や画像を駆使して良いイメージを与えようとしていたり、法律で禁止されている事項をさも自主規制しているかのごとくアピールしたりすること等が該当します。
417のゴールはCSR活動において、そもそも「MECE(モレなくダブりなく)」ではありません。
ミクロとマクロの問題というか。
環境問題をはじめ、貧困や飢餓、人権問題の解消など、最終的には「誰ひとり取り残さない」という理念で世界中の国に努力が求められています。
私は、全上場企業のCSRウェブコンテンツは定期的にチェックしていますが、17のゴールと自社事業の紐付けを気にしすぎて、基本コンセプトを無視している企業が結構あることを知っています(御社のことですよ!)。
みずほも、「石炭火力発電の新規建設を資金使途とする投融資は原則、世界最新鋭である超々臨界圧及び、それ以上の高効率の案件に限定する」と表明しました。 最近、CSR関係者で話題になるのが「SDGsウォッシュ」です。
716 SDGsウォッシュという、SDGsと(ホワイト)ウォッシュを組み合わせた言葉をご存じでしょうか? そもそもSDGsは、2015年に国連で定められた持続可能な世界を目指す17の目標(ゴール)の総称で、「環境、社会、ガバナンス」に取り組むことで、グローバルな社会の課題を解決するために生まれました。
やはり、自社の商品・サービスも「パーパス(存在意義)」にそぐわないとなれば、統廃合するのが必要なフェーズなのかもしれません。